発達障害/グレーゾーン向けのお子さんに最適なオンライン家庭教師とは?選び方とおすすめサービスを徹底解説

監修:村上実優

監修:村上実優

累計7万人以上の指導実績を持つ成基の個別指導塾「ゴールフリー」で教室長を務めた後、シンガクの教室長に就任。子どもの本来持つやる気や意欲を引き出す“教育コーチング”のスキルを活かし、学校以外の多様な学びの機会提供と、子どもが安心して過ごせる居場所づくりを目指してシンガクを運営している。

オンラインフリースクールという選択肢を検討してみませんか?

不登校のお子さんにとって、たとえフリースクールでも通学は大きなハードルとなることがあります。

そんな時、自宅で授業を受けられるオンラインフリースクール「シンガク」がおすすめです。出席認定に対応しており、自分のペースで学習を進められるのが特徴です。また、他の生徒ともオンラインで交流できる環境が整っています。

さらに、ゲーム依存のお子さんも楽しめるように、マインクラフトやフォートナイトなどを通じて他の生徒たちと一緒に遊べる機会も提供していますので検討してみてください。

目次

発達障害やグレーゾーンのお子さんの学習支援において、自宅で、お子さんの特性に合わせて学ぶことのできるオンライン家庭教師は非常に有効な選択肢となっています。

この記事では、オンライン家庭教師がなぜ発達障害のお子さんに適しているのか、その理由や発達障害のお子さんに合うオンライン家庭教師の選び方、さらにおすすめのサービスについて詳しく解説します。

オンライン家庭教師が発達障害のお子さんに適している理由

理由1:個別対応による柔軟な指導

発達障害のお子さんは、それぞれ異なる特性や学習スタイルを持っています。
オンライン家庭教師はマンツーマンで指導を行うため、お子さんの特性や学力に合わせた柔軟な指導が可能です。
たとえば、注意力が散漫なお子さんには短時間で集中できるカリキュラムを組むなど、個別のニーズに対応できます。

理由2:環境への適応が容易

自宅での学習は、お子さんがリラックスした状態で勉強に取り組むことができるため、学習効果が高まります。
特に、外出や対面でのコミュニケーションに不安を感じるお子さんにとって、オンラインでの学習環境は大きなメリットとなります。

理由3:発達障害を理解してくれる家庭教師がサポート

発達障害に関する知識や指導経験を持つ家庭教師が、お子さんの特性を理解し、適切なサポートを提供します。
これにより、お子さんは安心して学習に取り組むことができ、学習意欲の向上にもつながります。

理由4:保護者との連携が取りやすい

オンライン家庭教師は、保護者とのコミュニケーションもスムーズに行えます。
学習の進捗状況やお子さんの様子について、定期的に報告を受けることができるため、家庭でのサポートもしやすくなります。

発達障害のお子さんにはどんな家庭教師を選べばいい?

発達障害やグレーゾーンのお子さんが家庭教師を選ぶ際のポイントをお伝えします。

発達障害の知識や指導実績が豊富な講師を選ぶ

発達障害やグレーゾーンのお子さんには、特性を理解し、適切な指導方法を持つ講師が必要です。
ADHD、ASD、LDなどの特性に対応できる知識や経験を持つ講師を選ぶことで、お子さんの学習効果が高まります。
講師のプロフィールや指導実績を確認し、発達障害に関する専門性があるかを見極めましょう。 

お子さんと相性の良い講師を見つける

講師との相性は、学習意欲や成果に大きく影響します。
お子さんが安心して学べるよう、コミュニケーション能力が高く、親しみやすい講師を選ぶことが重要です。
落ち着いた講師が合うのか、楽しい講師が合うのか、講師との相性はお子さんそれぞれで異なります。「人気の講師だから安心」というわけでもありません。無料体験授業を活用し、お子さんとの相性を確認することをおすすめします。 

続けやすく明瞭な料金体系のサービスを選ぶ

継続的な学習支援には、料金体系が明確で、家計に負担をかけないサービスを選ぶことが大切です。
サービスによっては、月額料金以外の追加費用が発生し、予算オーバーで利用を継続することが難しくなるケースもあります。
初期費用や月額料金、教材費などの詳細を事前に確認し、予算に合ったサービスを選びましょう。

発達障害のお子さんにおすすめのオンライン家庭教師サービス

1. 学研の家庭教師

指導形式:オンライン・対面両対応
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:半世紀以上の歴史を持つ教育業界の老舗企業で、10万人を超える指導実績があります。発達障害や不登校のお子さんに対応できる先生が多く、スタッフによる進路や学習サポートの体制も整っています。 

2. 家庭教師のジャンプ

指導形式:オンライン・対面両対応
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:発達障害やグレーゾーン、不登校などお子さん一人ひとりの特性に合わせた指導に強みがあります。指導経験のある専門の家庭教師が多数在籍しており、保護者との丁寧な連携も特徴。学習意欲を引き出すサポートに定評があります。

3. 家庭教師ファースト

指導形式:オンライン・対面両対応
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:20年以上の実績がある老舗の家庭教師サービスで、発達障害に特化したコースが用意されています。専任スタッフによる個別ヒアリングや学習計画作成などが手厚く、料金体系も明瞭です。 

4. 家庭教師の銀河

指導形式:オンライン・対面両対応
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:手元カメラ&手厚いチャットサポートでオンライン指導でも安心です。「自立」にこだわる学習法で定期テスト&受験対策も可能です。 

5. 家庭教師のサクシード

指導形式:オンライン・対面両対応
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:発達障害(LD・ADHD・ASD)コースがあり、全国対応可能でオンライン指導もできます。入会金なしで料金が明瞭です。 

6. オンライン家庭教師ソウガク

指導形式:オンライン
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:低学年・勉強に苦手意識のあるお子さんにおすすめの短時間コースがあります。講師がマンツーマンで丁寧に教えることで、お子さんの学ぶ意欲を引き出します。 

7. オンライン家庭教師Netty(ネッティ)

指導形式:オンライン
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:母体となる「家庭教師ノーバス」が発達障害の理解に力を入れており、これまでに受け入れ実績も多数あります。オンライン授業に使用する機材も使いやすいのが特徴です。 

8. 家庭教師のノーバス

指導形式:オンライン・対面両対応
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:個別カリキュラムを重視し、発達障害のお子さんにも柔軟に対応。特別支援教育の知識を持った講師が在籍しており、学習面だけでなく生活面の支援やメンタルケアも相談可能。家庭との連携を重視しています。

9. 家庭教師のマスター

指導形式:オンライン・対面両対応
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:発達障害、不登校、グレーゾーンなどの生徒に特化した家庭教師サービスで、専門的な研修を受けた講師が対応。学習支援だけでなく、心のケアや社会性のサポートも重視。保護者との面談や相談も積極的に実施。

10. マナリンク

指導形式:オンラインのみ
対応教科:全教科
対象学年:小学生〜高校生
特徴:オンラインに特化した個人契約型家庭教師サービスで、発達障害や学習に困難を抱えるお子さんにも対応可能な講師をプロフィールから選べます。指導内容や進め方の柔軟性が高く、保護者と講師が直接やり取りできる点も安心。

11. まなぶてらす

指導形式:オンラインのみ
対応教科:主要教科ほか、プログラミング・アートなど
対象学年:幼児〜高校生
特徴:不登校や発達障害のお子さんへの理解が深い講師が多く、学習支援に加え「自己肯定感の向上」や「コミュニケーション力育成」なども重視。家庭と講師の相性を重視したマッチングサポートが特徴です。

12. まるぐランド for home

指導形式:オンラインのみ
対応教科:主要教科+ソーシャルスキルトレーニングなど
対象学年:小学生中心(一部中学生も可)
特徴:発達障害やグレーゾーンのお子さん向けに開発されたオンライン学習支援サービスで、専門知識を持つ指導者が在籍。個々の特性に合わせたプログラムで、学習だけでなく生活面や感情面のサポートにも対応。

発達障害のお子さんにオンライン家庭教師を選ぶ際のポイント

発達障害のお子さんにオンライン家庭教師を選ぶ際は、学力の向上だけでなく、安心して学べる環境やお子さんの特性に合った指導ができるかどうかがとても重要です。
選ぶ際の主なポイントを解説します。

1. 発達障害に理解のある講師がいるかどうか

発達障害のお子さんは、集中力の持続が難しい、言葉の理解に時間がかかる、感覚過敏があるなど、多様な特性を持っています。
講師を選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。
・特別支援教育や心理学の知識・経験がある講師か
・発達障害児への指導経験が豊富か
・お子さんの特性に応じた教え方(視覚優位・聴覚優位など)に対応できるか

2. お子さんとの相性や安心感を大切にしてくれるか

信頼関係が築ける講師であることは、お子さんの安心感や学習意欲に直結します。
・初回体験授業やカウンセリングの有無
・講師の変更が柔軟にできるか
・お子さんのペースや気持ちを尊重した対応ができるか

3. 保護者との連携体制が整っているか

家庭での学習状況や生活習慣との連携も大切です。
・学習の進捗や課題について、定期的に報告してくれるか
・保護者からの相談や質問に丁寧に対応してくれるか
・進路や生活面でのアドバイスも可能か

4. 柔軟なカリキュラム・指導方法があるか

画一的なカリキュラムではなく、お子さんの状態に合わせて調整できるかが鍵です。
・1回の授業時間を短く設定できるか(集中力の関係)
・課題の量や内容を調整できるか
・学習だけでなく、SST(ソーシャルスキルトレーニング)なども対応しているか

5. オンライン授業の操作性と環境

発達障害のお子さんにとって、機器の扱いが難しいこともあります。
・操作がシンプルで分かりやすいシステムか
・通信環境が安定しているか
・保護者がサポートしやすい仕組みか

6. 口コミ・実績・サポート体制の確認

公式サイトだけでなく、実際に利用した保護者の声や評判を参考にすることも大切です。

発達障害のお子さんがオンライン家庭教師を利用するデメリット・注意点

発達障害のお子さんにとって、オンライン家庭教師は非常に有効な学習支援手段ですが、利用するうえで注意すべき点やデメリットも存在します。
特に重要な3つのポイントについて詳しく解説します。

1. 費用が高額になることがある

発達障害のお子さんには、よりきめ細かな対応や専門的な知識を持つ家庭教師が求められるため、通常の家庭教師よりも料金が高くなる傾向があります。
専門性の高い講師は、1回あたりの授業料が高めに設定されていることが多いほか、週複数回の指導や長期的なサポートが必要となり、月額で数万円〜十数万円になる場合もあります。
また、オンライン授業の場合でも、対面と同程度かそれ以上の費用になることもあります。

対策ポイント
・初期費用や月謝が明確に提示されているサービスを選ぶ
・体験授業や無料相談で納得できるまで確認する
・「福祉型家庭教師支援制度」や自治体の補助制度が利用できるケースも要チェック

2. 発達障害に十分な知識や経験がある家庭教師は少なめ

発達障害について正しく理解し、適切に対応できる家庭教師はまだ限られています。
一般的な学習支援経験はあっても、「発達障害の子どもに対しての対応力」が不足しているケースもあります。家庭教師の言葉がけや関わり方によっては、お子さんの不安感や自己否定感を強めてしまうこともあるため、どのような関わり方をする講師なのかを確認することをおすすめします。
また、同じ家庭教師サービスに在籍している講師でも、質にバラつきがあり、ミスマッチが起きる可能性があるため注意が必要です。

対策ポイント
・プロフィールで「特別支援教育」や「発達障害児支援」の経験を確認する
・面談や体験授業で、子どもへの接し方や配慮ができるかを見極める
・講師の変更が柔軟にできるサービスを選ぶ

3. 他の友達とコミュニケーションを取る機会がない

オンライン家庭教師は基本的に1対1の個別指導のため、同世代の子どもとの交流がほとんどありません。
コミュニケーションスキルや社会性を育む機会が少なくなるほか、お子さんが孤立感や学習以外の刺激の不足を感じることもあります。
対人関係の練習の場がオンラインだけでは限られてしまうことを認識しておくとよいでしょう。

対策ポイント
・家庭教師以外に、グループ活動やSST(ソーシャルスキルトレーニング)の場を併用する
・学校や放課後等デイサービス、地域の交流イベントなどでの人との関わりを意識的につくる
・家庭内でのコミュニケーションの時間を大切にする

まとめ:お子さんに“合う”家庭教師を見つけることが、学びの第一歩

発達障害やグレーゾーンのお子さんにとって、オンライン家庭教師は自分のペースで安心して学べる大切な選択肢です。ただし、その効果を最大限に引き出すためには、「お子さんの特性を理解し、寄り添ってくれる講師」に出会うことが何より重要です。
オンライン家庭教師はサービスごとに特徴や対応力が異なるため、まずは体験授業や相談を通して、お子さんにとっての「安心できる学びの場」かどうかを見極めることが大切です。
お子さんの可能性は、正しい環境と理解のある大人によって大きく広がります。一人ひとりに合ったサポートが、未来への大きな一歩になることを願っています。

更新日:2025/6/25

不登校のお子さんのこと、1人で悩まないで

無理をして今の学校に通わなくても、将来の選択肢はいくらでもあります。

実際に、オンラインフリースクールシンガクの生徒さんの多くは、自分で将来の夢を見つけ、生き生きと過ごされている方が多いです。

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