鳥取でおすすめのフリースクール6選!選び方や特徴について解説

フリースクールとは、不登校をはじめとして、何らかの課題を抱えるお子さんに「第二の居場所」を提供する民間の施設です。今回の記事では、鳥取エリアでおすすめのフリースクール6校を紹介し、それぞれのフリースクールの特徴や教育方針をわかりやすく紹介していきます。

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目次

不登校は近年増加傾向にあり、社会問題の1つとして取り上げられることも多くなってきています。

不登校のお子さんは社会との繋がりが希薄になりやすく、その影響で不登校の長期化やコミュニケーション力への自信の低下などに繋がることもあります。

そんな中、不登校のお子さんの第二の居場所として注目されているのがフリースクールです。

今回は、フリースクール選びの基本的なポイントから、鳥取エリアのフリースクールについて紹介していきます。

フリースクール選び3つのポイント

フリースクールを選ぶ際に、「どういった基準で選べばいいかわからない」「子どもに合っている学校がわからない」と迷うこともあるかと思います。

まずはフリースクールを選ぶ際の3つのポイントについて解説します。

①お子さんの意向に沿っているか

フリースクールは、現在不登校中のお子さんや、不登校傾向のあるお子さんのための居場所として活動している民間の教育機関です。

似たような境遇の仲間とともにのびのびと活動するなどして、前を向いて生きていくためのエネルギーを重点していくことができるような場所です。

とはいっても、学校に通うのが難しい状態のお子さんにとって、必ずしも新しい第二の居場所が必要であるとは限りません。家で十分に休息を取ることが必要なのか、外に出たいとお子さんが考えているのかなど、お子さんの意向をきちんと押さえておく必要があります。

②教育方針・活動内容はお子さんに合ったものか

フリースクールは民間施設なので、経営理念や特徴・方針はフリースクールごとに様々です。

そのため、フリースクールの方針がお子さんに合っているかを事前に調べることは大切です。

勉強をして復学や進学を目指すことが目的なのか、あるいは同世代の子とコミュニケーションがとりたいかなど、お子さんの目標や希望を聞いて、お子さんと一緒に適したフリースクールを探してみるのが良いでしょう。多くはホームページで方針や活動の様子などが掲載されているので、確認してみてください。

③運営会社は信頼できるところか

フリースクールは、NPO法人や一般企業によって運営されているものが多く、個人によって運営されているスクールなども存在しています。

運営母体が様々であることに加えて、運営には特別な資格が必要なわけではないため、その運営団体が信用できるかどうかは、保護者にとっても確認すべき点です。

フリースクールのカリキュラムや活動内容など、ホームページなどで発信されている情報をしっかり確認したり、見学・体験を通して、一度実際の様子を見てみることをおすすめします。

フリースクールについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

フリースクールとは?基本情報から学費・進学可否まで幅広く解説

鳥取でおすすめのフリースクール6選

ここからは鳥取エリアでおすすめのフリースクールについて紹介していきます。

【米子市のおすすめフリースクール】米子フリースクール

画像出典:http://www8.plala.or.jp/yfs0401/

米子フリースクールは、学校が不安で登校できなくなった人や自分のペースで学習したい人などがお互いの立場を認め合いながら過ごせる場所を提供するフリースクールです。居心地の良さを大事にしており、安心して過ごせる居場所づくりを目指しています。

「個性を活かし、社会的自立を目指す」ことを一番の教育方針にしており、お子さんそれぞれに合わせたサポートを個別対応で行い、目的達成を図ります。居場所の提供のみならず、学習指導や心のセラピーにも重点を置いています。

電話番号0859-22-0505
住所〒683-0001鳥取県米子市皆生温泉2-2-24
アクセスJR「米子駅」より車で20分JR「米子駅」から路線バス「皆生観光センター行」20分
対象年齢小学生・中学生・高校生
費用直接お問い合わせください。
公式サイトhttp://www8.plala.or.jp/yfs0401/

【米子市のおすすめフリースクール】志塾フリースクール とっとり教室

画像出典:https://shijuku-fs.or.jp/

志塾フリースクールは、お子さんたち一人一人が最終的なゴールである「自立」に向かって歩んでいけるようサポートすることを目的としたフリースクールです。1997年に大阪で開校され、不登校のお子さんたちのために学校とは違った新たな居場所を提供しています。

体験活動・イベントのみならず、学力構築がお子さんたちのより良い未来の実現に必要不可欠であると考え、学習支援にも力を入れています。学校の課題や定期テスト、作文、漢検や英検などの各種検定試験にも積極的に取り組んでおり、お子さんの自立や前進する力を育んでいきます。

電話番号0859-21-8174
住所〒683-0055鳥取県米子市冨士見町1-5
アクセスJR「博労町駅」より徒歩10分
対象年齢小学生・中学生・高校生
費用◆入会金10,000円 (ご兄弟が在籍されている場合は5,000円)
◆保険代650円/年
◆月会費29,000円/月
◆空調費 (夏期・冬期のみ)500円/月
※別途、参加費(入場料・交通費等)や材料費が必要となるイベントの場合はその都度案内
公式サイトhttps://shijuku-fs.or.jp/

【鳥取市のおすすめフリースクール】フリースクール「ちゃれすくーる」

画像出典:https://www.kodomo-sports.com/free/

フリースクール「ちゃれすくーる」は、不登校や引きこもりという「状態」を変えるのではなく、本人やその周りの人が「困っていること」に向き合うことから始めるフリースクールです。

保護者がどうしたいか、お子さんがどうしたいかを最優先に、お子さん本人にとって最善の利益を一緒に考え、そのサポートをします。フリースクールへの通学コースだけでなく、家庭訪問や教育相談のみのコースや個別学習コースなどもあり、お子さんのニーズに合わせた様々なプランによってお子さんが前へ進む力を育むお手伝いをします。

電話番号0857-26-9830
住所〒680-0915鳥取県鳥取市緑ヶ丘3丁目21-59
アクセスJR「湖山駅」から徒歩20分
対象年齢小学生・中学生・高校生
費用◆入会金11,000円
◆スポーツ安全保険中学生以下:1,000円高校生以上:2,050円
◆訪問コース5,500円/回
◆個別学習コース4,400円/回
◆通学コース27,500円/月
公式サイトhttps://www.kodomo-sports.com/free/

【鳥取市のおすすめフリースクール】教育支援センター「すてっぷ」

画像出典:https://www.keimei-step.com/

教育支援センター「すてっぷ」は、さまざまな理由で学校に通っていない、または休みがちな小中学生を対象に、安心して通うことのできる教室【居場所】を提供するフリースクールです。

私立学校が運営する教育支援センターで、スタッフは、クラーク記念国際高等学校鳥取キャンパスの教員です。私立だからこそできる、いろんな状況での自由度・対応力があります。長くさまざまな生徒と関わってきた経験を活かし、お子さん一人ひとりを大事に、寄り添いながら総合的なサポートを行なっていきます。

電話番号0857-32-2555
住所〒680-0947鳥取県鳥取市湖山町西2丁目228-1
アクセスJR「鳥取大学前」から徒歩30分
※無料送迎バスあり
対象年齢小学生・中学生
費用◆入会金10,000円
◆通級料15,000円/月
公式サイトhttps://www.keimei-step.com/

【東伯郡のおすすめフリースクール】フリースクール・S

画像出典:http://sakajuku.jp/publics/index/103/

フリースクール・Sは、不登校のお子さんに向けた、相手を思いやる心やたくましく生き抜く力を育むことを目的としたフリースクールです。不登校のお子さんが、自らの進路を主体的にとらえて学校復帰や社会自立できるように支援しています。

県教育委員会の定めたガイドラインに基づいた運営のもと、県から補助金の交付対象となっているフリースクールのため、保護者にとっても安心できる施設です。

電話番号0858-37-5011
住所〒689-2221鳥取県東伯郡北栄町由良宿818-8
アクセスJR「由良駅」から徒歩5分
対象年齢小学生・中学生・高校生
費用◆入学金10,000円
◆学費20,000円/月
◆教材費15,000円/年
公式サイトhttp://sakajuku.jp/publics/index/103/

【八頭郡のおすすめフリースクール】新田サドベリースクール

画像出典:http://shindensudbury.org/

新田サドベリースクールは、豊かな自然が残る新田地区をフィールドに、子どもたちの主体性を尊重した教育を目指すデモクラティックスクールです。先生・カリキュラム・テスト・評価がなく、子どもたちの好奇心に沿った遊びや体験から学んでいきます。

お子さんが主体となる環境を目指し、その日の予定をお子さんが自主的に考えて行動するのみならず、スクールのルール作りから運営・予算・スタッフの雇用等も全てみんなの合意のもとで決めていきます。お子さんたちがやってみたいことに自由に挑戦できる環境が用意されています。

電話番号0858-71-0831
住所〒689-1426鳥取県八頭郡智頭町西谷627
アクセス智頭急行智頭線「山郷駅」から車で5分
対象年齢小学生・中学生・高校生
費用◆入学金100,000円 
◆学費360,000円/年(兄弟割引制度 180,000円/年) 
※その他費用あり
公式サイトhttp://shindensudbury.org/

オンラインフリースクールなら『SHINGAKU』

お子さんが通学に負担を感じるという場合は、オンラインフリースクールがおすすめです。

オンラインフリースクール『SHINGAKU』では、オンラインでの授業や同世代のお子さんとコミュニケーションをとることで、自宅にいながら楽しく学習できます。

またSHINGAKUでの活動について、「出席扱い制度」の申請もサポートしてくれるため、内申点が心配という人や、学校への復帰を目指しているという人にもおすすめです。

『SHINGAKU』の運営会社は、教育関連の事業で60年以上の歴史がある成基コミュニティグループです。長年教育に携わってきた企業のため、安心してお子さんを預けることができるでしょう。

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【まとめ】

今回は、鳥取エリアのフリースクール6校を紹介しました。

不登校に悩むお子さんの第二の居場所となってくれるフリースクールの多くが、お子さんの意向を第一に自由に過ごしながらエネルギーを回復していけるような活動内容となっています。

一口にフリースクールと言っても、活動はフリースクールによってさまざまです。

地域のフリースクールや、場合によってはオンラインフリースクールも検討しながら、まずは情報収集を進めていきましょう。

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