北海道でおすすめのフリースクール11選!選び方や特徴について解説

フリースクールとは、不登校をはじめとして、何らかの課題を抱えるお子さんに「第二の居場所」を提供する民間の施設です。今回の記事では、北海道エリアでおすすめのフリースクール13校を紹介し、それぞれのフリースクールの特徴や教育方針をわかりやすく紹介していきます。

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目次

近年増加傾向にある不登校は、社会問題の1つとして取り上げられることも多くなってきています。

不登校が長期化することの懸念の1つとして、お子さんにとって社会との繋がりが減ってしまうことがあります。

不登校状態が続き、社会から取り残されるような感覚に陥ることで、お子さんはますます心を閉ざしてしまうなど、悪影響も懸念されます。

そういった意味でも、フリースクールで社会との接点を持つことは重要といえるでしょう。

今回は、フリースクール選びの基本的なポイントから、北海道エリアのフリースクールについて紹介していきます。

フリースクール選び3つのポイント

フリースクールを選ぶ際に、「どういった基準で選べばいいかわからない」「子どもに合っている学校がわからない」と迷うこともあるかと思います。

まずはフリースクールを選ぶ際の3つのポイントについて解説します。

①お子さんの意向に沿っているか

フリースクールは、現在不登校であったり、不登校傾向のあるお子さんのための場所として活動する民間の施設です。

何らかの理由から学校に行くことが難しく、勉強やコミュニケーションに不安があるお子さんでも、ありのままを受け入れ、安心して過ごせるように工夫をしている施設も多く見受けられます。

そんなフリースクールですが、お子さんにとっては、家庭以外の新たな居場所となりますから、お子さんの希望になるべくあったスクールを選ぶことが大切です。

②教育方針・活動内容はお子さんに合ったものか

フリースクールは民間施設です。そのため、フリースクールごとに経営理念や特徴・方針が異なります。

フリースクールの方針がお子さんに合っているか、事前に調べることも重要なポイントです。

フリースクールによっては、活動内容が元の学校での出席扱いとして認められる場合があります。進学や内申点について心配のある方は、出席扱いの実績があるかどうかも問い合わせてみるとよいでしょう。

③運営会社は信頼できるか

フリースクールはそれぞれ運営会社が異なります。

特別な資格が無くても開所できるため、運営団体はNPO法人から企業、個人まで幅広く存在します。

そのような状況ですので、フリースクールの運営団体が信用できるかどうかは保護者にとって重要なポイントとなるでしょう。

フリースクールの過去の活動内容や、運営方針、カリキュラムなど、実際に発信している情報をしっかり収集しましょう。見学や体験入学ができるフリースクールもありますので、雰囲気や先生と他のお子さんたちの様子などもきちんと確認することも大切です。

フリースクールについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

フリースクールとは?基本情報から学費・進学可否まで幅広く解説

北海道でおすすめのフリースクール11選

【札幌市のおすすめフリースクール】NPO法人フリースクールそら

画像出典:https://fs-soracom.wixsite.com/sora

フリースクールそらは、お子さんたちの悩みを受け止め、一緒に育つ応援をすることを目的としたフリースクールです。居心地の良さを大事にしており、安心して過ごせる居場所作りを目指しています。

フリースクールそらは、①お子さんたちが主体であること、②活動を通じて自分と他者を認め合うこと、③子どもも大人も安心してありのままの自分でいられることの3つを主軸としています。お子さんの意思を尊重しながら、お子さんと共に作った自由活動カリキュラムを元に活動をしており、自分の気持ちを大切にする形での利用が可能です。

電話番号080-7887ー7090
住所〒004-0054
北海道札幌市厚別区厚別中央4条4丁目1-21
アクセスJR「厚別駅」より徒歩5分
対象年齢直接お問い合わせください。
費用◆入会金
10,000円
◆参加費用(単発チケット制)
・厚別教室 12,000円(8枚綴り)
・南区教室 4,500円(3枚綴り)
(※チケットの有効期限は1年)
◆暖房・維持費
2,000円(10月~3月)
公式サイトhttps://fs-soracom.wixsite.com/sora

【札幌市のおすすめフリースクール】フリースクール札幌自由が丘学園

画像出典:http://www.sapporo-jg.com/free-school/

フリースクール札幌自由が丘学園は、不登校をしていても勉強がしたい・友だちがほしいお子さんのためのフリースクールです。こちらのフリースクールは1993年に開校され、不登校のお子さんたちのために学校とは違った新たな居場所を提供しています。

人間関係の悩みや家庭の事情など、お子さんの抱える悩みによってどのような支援が必要かは異なるものです。そんな悩みのために、フリースクール札幌自由が丘学園は選択肢の一つとして、フリースクールを選べることを目指しています。こちらのスクールは、多くの学校・相談所と連携し、お子さんたちにとっての最善を共に行っています。

電話番号011-743-1267
住所〒060-0908
北海道札幌市東区北8条東1丁目3-10
アクセスJR「札幌駅」より徒歩14分
対象年齢小学生・中学生
費用直接お問い合わせください。
公式サイトhttp://www.sapporo-jg.com/free-school/

【札幌市のおすすめフリースクール】フリースクールIFC

画像出典:http://www.ccss-ifc.com/index.html

フリースクールIFCは、不登校のお子さんや保護者を支援するフリースクールです。

お子さんが主体となる環境を目指し、その日の予定をお子さんが自主的に考えて行動する、自由なカリキュラムで過ごします。体育館でさまざまなスポーツができ、得意や苦手、やってみたいことなどに自由に挑戦できる環境が用意されています。

電話番号011-671-5550
住所〒063-0032
北海道札幌市西区西野2条4丁目3-13
アクセス地下鉄「発寒南駅」より徒歩17分
対象年齢中学生・高校生
費用◆年会費
15,000円
◆月謝
37,800円/月(週5日)
◆冬期暖房費
1,200円/月
公式サイトhttp://www.ccss-ifc.com/index.html

【札幌市のおすすめフリースクール】札幌YWCA フォローアップスクール

画像出典:https://www.ywca.or.jp/~ywca0037/lecture_followup.html#title

札幌YWCAフォローアップスクールとは、小学生から高校生までの幅広いお子さんのために、居場所と学習を提供するスクールです。不登校やひきこもりで悩んでいるお子さんたちを、学校に戻れるようサポートすることを理念としています。

2010年より開講され、学校と連携・協働しながら、教科学習や体験学習などによって支援しています。体験学習ではカフェ体験やボランティア、英会話など幅広いカリキュラムが用意されており、教科学習は生徒一人ひとりの理解度に合わせた、無理のない学習が可能です。

電話番号伏見教室:011-533-8123
札幌教室:011-728-8090
住所・伏見教室
〒064-0922
北海道札幌市中央区南22条西15丁目 サニークレスト札幌1F

・札幌教室
〒060-0807
北海道札幌市北区北7条西6丁目 北海道クリスチャンセンター内
アクセス伏見教室:札幌市電「電車事業所駅」より徒歩3分
札幌教室:JR「札幌駅」/地下鉄「さっぽろ駅」より徒歩5分
対象年齢小学生・中学生・高校生
費用直接お問い合わせください。
公式サイトhttps://www.ywca.or.jp/~ywca0037/lecture_followup.html#title

【札幌市のおすすめフリースクール】トライ式高等学院 札幌キャンパス

画像出典:https://www.try-gakuin.com

トライ式高等学院は、第3の居場所として一人ひとりの夢・目標の実現をサポートすることを目指すスクールです。2010年に開講し、10,000名を超える不登校の高校生を卒業へと導いた実績があります。そして、長年蓄積されたその不登校サポートのノウハウを活かし、中等部も開校されました。

通学型・在宅型・オンライン型の3つのスタイルから自由に選択することができるため、近くにフリースクールがない地域の方や、自宅でのサポートを希望する方も同様のサポートを受けることが可能です。

電話番号0120-919-439
住所〒060-0809
北海道札幌市北区北9条西3丁目10-1 小田ビル2F
アクセスJR「札幌駅」より徒歩5分
対象年齢中学生・高校生
費用直接お問い合わせください。
公式サイトhttps://www.try-gakuin.com

【札幌市のおすすめフリースクール】星槎国際札幌北 フリースクール「すきっぷ」

画像出典:https://seisa.ed.jp/sappkita/freeschool/

フリースクール「すきっぷ」は、さまざまな理由で学校に行けないお子さんの学びをサポートし、自分らしさを感じることが出来る場を提供することを理念としたスクールです。お子さんが本来持っている力を引き出し、ゆっくりと成長を見守っていく環境を提供しています。

教科学習だけでなく、コミュニケーションやお子さんが自分の感情をコントロールする方法など、他者と関わるために必要な生活スキルを身につける学習も学びます。

電話番号011-809ー3830
住所〒004-0014
北海道札幌市厚別区もみじ台北5丁目12-1
アクセスJR「新札幌駅」より徒歩分
対象年齢小学4年生~中学3年生
費用◆入会金
10,000円

◆月謝
11,000円(週1・1ヶ月)
19,000円(週2・1ヶ月)
27,000円(週3・1ヶ月)

※活動日は月・水・金の3日間
公式サイトhttps://seisa.ed.jp/sappkita/freeschool/

【札幌市のおすすめフリースクール】飛鳥未来フリースクール 札幌教室

画像出典:https://www.sanko.ac.jp/asuka-fs/sapporo/

飛鳥未来フリースクールは、不登校でお悩みのお子さんを対象としたフリースクールです。お子さんの現在の生活状況や学習目的に合わせて、日数の異なるコースが選べます。そのため、生活リズムを整えたり、自分のペースでスタートしたりとお子さんに合わせたサポートを受けられます。

行事や課外学習に参加したり、個別学習で基礎学力を身につけたりできるほか、姉妹校も多いので進路や社会で役立つテーマについても学んだり体験することが可能です。

電話番号011-208-6805
住所〒060-0061
北海道札幌市中央区南1条西9丁目11-3
札幌スポーツ&メディカル専門学校 ウエスト館2階
アクセス地下鉄「西11丁目駅」より徒歩4分
対象年齢小学4年生~中学3年生
費用◆入会金
50,000円

◆月謝
ネットコース:15,000円/月
2DAYコース:30,000円/月
3DAYコース:38,000円/月
スタンダードコース:52,000円/月
公式サイトhttps://www.sanko.ac.jp/asuka-fs/sapporo/

【札幌市のおすすめフリースクール】童夢学習センター

画像出典:http://www.dome-sss.com/study/

童夢学習センターは、学習だけでなくこころも一緒にサポートする応援塾です。

勉強が苦手だったり、学校に通いづらいお子さんたちのために、一人ひとりのペースに合わせてじっくり学ぶことができます。

少人数学習コースと個別学習コースとに分かれており、科目は要望に応じて選択することが可能です。学習内容もお子さんの理解度に合わせてゆっくり学べるほか、不登校のお子さんや高卒認定試験を目指す青年まで幅広く学習しています。

電話番号HPよりメールのみお問い合わせ可能
住所〒003-0002
北海道札幌市白石区東札幌2条6丁目5-1 ターミナルハイツ609
アクセス地下鉄「白石駅」真上
対象年齢小学生・中学生・高校生・青年
費用◆入会金
20,000円

◆月謝
小学生:16,000円~/月(週2回)
中学生:22,000円~/月(週2回)
高校生:22,000円~/月(週1回)

◆教材費
小学生:9,000円
中学生・高校生:12,000円
公式サイトhttp://www.dome-sss.com/study/

【帯広市のおすすめフリースクール】自由学舎クラムボン

画像出典:https://kuramubon00.web.fc2.com

自由学舎クラムボンは、不登校あるいは不登校気味のお子さんのために、学校外の居場所を提供するフリースクールです。自分たちの意思で居場所を創り上げたり、自分たちのペースで次の一歩を踏み出したりといった、お子さんの意思を尊重する活動を行っています。

好きな日時に利用し、活動や学習・お友だちと楽しんで過ごしながら、学校や家庭とは異なった安心できる場所・関係を築いていきます。必要に応じて在籍する学校や保護者との面談を実施しており、お子さんだけでなく保護者にとっても必要なサポートを受けることが可能です。

電話番号090-5077-2724
住所〒080-0803
北海道帯広市東3条南27丁目4番地
アクセスJR「帯広駅」より徒歩33分
(十勝バス「東2条南26丁目停留所」より徒歩3分)
対象年齢小学生・中学生・高校生・青年
費用◆年会費
3,000円(4月更新)
◆利用料
1,700円/日(※教材費・活動費は実費)
公式サイトhttps://kuramubon00.web.fc2.com

【函館市のおすすめフリースクール】函館圏フリースクールすまいる

画像出典:https://hakodate-smile.jimdofree.com

フリースクールすまいるは、お子さんの「学ぶ場」の選択肢を増やすことを目的としたフリースクールです。学校に行かないことで感じる不安を解消するために、学びの多様性を感じてもらうことを目指しています。フリースクールの役割として、お子さんの学ぶ機会を活かしてほしいと願っているスクールです。

自主的な活動をサポートする「フリースペース」や、個別の学習支援を行う「まなびやすまいる」など、お子さんの目的に合わせた活動を行っています。HPに、不登校についての考え方から、民間施設ガイドラインにそった運営状態を提示しており、丁寧な情報共有が行われています。

電話番号070-4156-3195
住所〒040-0001
北海道函館市五稜郭町25-6
アクセスJR「五稜郭駅」、「市電五稜郭公園前」より徒歩15分
(函館バス「田家入口」から徒歩5分)
対象年齢小学生・中学生~若者まで
費用直接お問い合わせください。
公式サイトhttps://hakodate-smile.jimdofree.com

【旭川市のおすすめフリースクール】かむいサンビレッジスクール

画像出典:https://kamuioasisu.seesaa.net

かむいサンビレッジスクールは、小学生から高校生まで幅広く対応した、学習支援型のフリースクールです。地域の小中学校とも連携しており、学校への出席扱いなどにも対応しています。

将来の就業まで見据えたキャリアデザインや、人間力の育成に力を入れており、「生きる力」を育む体験学習などの活動も行っているスクールです。また、文科省認定の高卒資格が取得できる単位制・通信制高校も併設されています。

電話番号0166-63-2231
住所〒070-8012
北海道旭川市神居2条18丁目5-7
アクセスJR「神楽岡駅」より徒歩24分
対象年齢小学生・中学生・高校生
費用直接お問い合わせください。
公式サイトhttps://kamuioasisu.seesaa.net

オンラインフリースクールなら『SHINGAKU』

お子さんが通学に負担を感じていたり、通える距離にフリースクールが無いという場合は、オンラインフリースクールがおすすめです。

オンラインフリースクール『SHINGAKU』では、オンラインでの授業や同世代のお子さんとコミュニケーションをとることで、自宅にいながら楽しく学習できます。

またSHINGAKUでの活動については、「出席扱い制度」の申請もサポートしてくれるため、内申点が心配という人や、学校への復帰を目指しているという人にもおすすめです。

『SHINGAKU』の運営会社は、教育関連の事業で60年以上の歴史がある成基コミュニティグループです。長年教育に携わってきた企業のため、安心してお子さんを預けることができるでしょう。

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【まとめ】

今回は、北海道エリアのフリースクール13校を紹介しました。

不登校に悩むお子さんの第二の居場所となってくれるフリースクールの多くが、お子さんの意向を第一に自由に過ごしながらエネルギーを回復していけるような活動内容となっています。

一口にフリースクールと言っても、活動はフリースクールによってさまざまです。

地域のフリースクールや、場合によってはオンラインフリースクールも検討しながら、まずは情報収集を進めていきましょう。

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