埼玉県でおすすめの通信制高校・サポート校5選!選び方や特徴について解説

オンラインフリースクールという選択肢を検討してみませんか?

不登校のお子さんにとって、たとえフリースクールでも通学は大きなハードルとなることがあります。

そんな時、自宅で授業を受けられるオンラインフリースクール「シンガク」がおすすめです。出席認定に対応しており、自分のペースで学習を進められるのが特徴です。また、他の生徒ともオンラインで交流できる環境が整っています。

さらに、ゲーム依存のお子さんも楽しめるように、マインクラフトやフォートナイトなどを通じて他の生徒たちと一緒に遊べる機会も提供していますので検討してみてください。

目次

「毎日学校へ通うのがつらい」「自分のペースで高校卒業を目指したい」
――そんなお子さんの進路を考えるとき、心強い選択肢になるのが通信制高校やサポート校です。
この記事では、埼玉県内の代表的な通信制高校とサポート校を、学費やスクーリング、入試情報とあわせて紹介します。
目的別の選び方や使える奨学金・補助金制度もまとめているので、お子さんに合った学校を見つける手がかりにしてください。

埼玉県の通信制高校事情

まずは、埼玉県の通信制高校がどのような状況にあるのかを押さえておきましょう。

埼玉県内の通信制高校は、令和6年度(2024年度)時点で14校あります。内訳は公立が1校、私立が13校です。令和4年度は13校でしたが、令和5年度に1校増えて14校となり、近年は私立を中心にゆるやかに増えています。

学校数以上に大きく変化しているのが生徒数です。県内の通信制高校に通う生徒は、令和4年度の5,614人から、令和5年度は6,344人、令和6年度は7,017人と、3年連続で増加しています。毎年10〜13%程度のペースで増え続けており、通信制高校が特別な選択肢ではなく、ごく一般的な進路のひとつとして定着してきていることがうかがえます。

地理的には、本校やキャンパスはさいたま市(大宮・浦和)や川越市に集中する傾向があります。鉄道幹線沿いに立地する学校が多く、所沢市・春日部市・熊谷市・川口市などにも広域通信制高校のキャンパスが点在しています。北部(熊谷・深谷方面)は本校こそ少ないものの、熊谷など主要駅の周辺にはキャンパスがあります。通学を伴うスタイルを考えている場合は、自宅から無理なく通える範囲に学校やキャンパスがあるかを、早めに確認しておくと安心です。

ここからは、区分ごとに代表的な学校を具体的に見ていきましょう。

【公立】埼玉県の通信制高校

埼玉県内で公立の通信制課程を持つ高校は、埼玉県立大宮中央高等学校の1校だけです。学費の安さを重視するなら、まず候補に挙がる学校です。

埼玉県立大宮中央高等学校

通信制の課程 – 埼玉県立大宮中央高等学校

埼玉県で唯一の公立通信制・定時制の独立校で、1948年に開校した歴史ある学校です。学習は在宅での自学自習が中心で、レポート提出とスクーリング、テストを組み合わせて単位を修得していきます。Google Classroomを使ったオンラインでのレポート提出にも対応しているので、自分のペースで無理なく学べるのが魅力です。

なんといっても学費の安さが大きな特徴です。入学料は500円、授業料は1単位あたり330円で、諸費用を含めても年間およそ2万円程度に収まり、高等学校等就学支援金の対象にもなります。

スクーリングは週1回程度で、日・月・火から選べます。日曜日は本校に加えて県立吉川美南・狭山緑陽・吹上秋桜・秩父農工科学の4つの協力校でも受講できるため、県内各地から通いやすいのもうれしいポイントです(試験など一部は本校で受ける必要があります)。
入試は県内に住所または勤務地がある人が対象で、書類選考が中心です
(所在地:さいたま市北区櫛引町2-499-1)。

私立】埼玉県に本校がある通信制高校

本校が埼玉県内にある私立の通信制高校のなかから、特色のある2校を紹介します。公立に比べると学費は高めで年間20万〜40万円程度が一つの目安ですが、就学支援金を使えば実質的な負担はさらに軽くなります。

清和学園高等学校(越生町)

清和学園高等学校|埼玉県越生町|調理科・自動車科・普通科|通信制

学校法人一川学園が運営する通信制高校で、通信制では全国的にも珍しい自動車科・調理科を設置しているのが最大の特徴です。自動車科では3級自動車整備士の受験資格(実技免除)取得を、調理科では調理師免許の取得をサポートします。

普通科にも、登校日数の多い「アドバンスコース」と、週1日から通える「ベーシックコース」があり、専門性を身につけたいお子さんに向いています。単位の修得は、レポート(添削指導)、スクーリング(登校して受ける面接指導)、テストの3つを満たすことで進める通信制の仕組みです。

2026年度の学費は(就学支援金適用前)、普通科ベーシックコースが入学金等の合計100,000円に授業料1単位10,000円。アドバンスコースは入学金等の合計が500,000円、自動車科は510,000円、調理科は530,000円で、授業料はいずれも年420,000円です(自動車科は実習費84,000円、調理科は120,000円が別途)。就学支援金を使えば授業料の負担は軽くなります。2026年度の募集定員は普通科80名・自動車科40名・調理科40名です。
(所在地:入間郡越生町上野東1-3-2)

松栄学園高等学校(春日部市)

松栄学園高等学校|春日部・越谷・大宮にある通信制高校

学校法人松山学園が運営する単位制通信制高校で、埼玉県を中心とした地域の生徒が通っています。

学年制ではないため留年がなく、週3日・半日授業を標準としつつ、週1〜5日まで柔軟に通学スタイルを選べます。春日部本校のほか大宮校、越谷レイクタウン校の3校舎があり、東部から県央まで通いやすいキャンパスを選べるのも便利です。

学費は、授業料が1単位あたり9,500円、科目費が1科目3,000円、施設維持費が30,000円(入学時)で、3年間で74単位の修得を想定した場合、初年度はおよそ29万7,500円が目安です(入学金にあたる費用は公式サイトに明示がないため、説明会などで確認してください)。出願にあたっては生徒本人の学校説明会への参加が前提となり、新入学は4月と10月、転編入は随時受け付けています。
(所在地:春日部市大沼2-40)

埼玉県にキャンパス・学習センターがある広域通信制高校

全国に多数のキャンパスを構え、埼玉県内でも学べる広域通信制高校から、代表的な2校を紹介します。オンライン学習や専門コースが充実している学校が多く、近年人気が高まっています。

N高等学校・S高等学校・R高等学校(角川ドワンゴ学園)

N高等学校・S高等学校・R高等学校

学校法人角川ドワンゴ学園が運営する、ネット学習で全国的に知られる広域通信制高校です。

本校はそれぞれ沖縄(N高)・茨城(S高)・群馬(R高)にあり、埼玉県内には大宮・川越・春日部・西武所沢・熊谷・川口駅前の6か所にキャンパスがあります。自宅中心の「ネットコース」から、週1・週3・週5でキャンパスに通う「通学コース」まで選べ、プログラミングやeスポーツ、語学などの専門学習が充実しているのも特長です。

ネットコースの学費は、入学金10,000円、施設設備費50,000円/年、教育関連諸費13,000円/年に、授業料が1単位あたり普通科12,000円・普通科ベーシック7,200円です(通学コースの内訳は公式では非公開)。就学支援金を活用すると、ネットコースの3年間の負担はおよそ20万円台に抑えられます。

スクーリングは1年次・3年次に全国の拠点で7〜8日程度、2年次は全国の拠点と本校の両方で行います。

入試はネットコースが書類選考のみ、通学コースは書類選考に加えて筆記試験と面接があります。

クラーク記念国際高等学校

通信制高校 | クラーク記念国際高等学校

本校は北海道にあり、全国にキャンパスを展開する大規模な広域通信制高校です。

埼玉県内にはさいたま・所沢を中心に、オンライン型の「CLARK SMART」を含めて5か所の拠点があります。全日型コースのほか、通学日数を選べるスマートスタディコースや、月1〜2回程度の登校と自宅学習で学ぶ単位修得コースなどがあり、生活スタイルに合わせて選べます。進学コースやeスポーツなど専攻も多彩です。

学費は入学金10,000円と施設設備費20,000円(入学時のみ)が基本で、スマートスタディⅠは就学支援金適用後で年間およそ72,800円。単位修得コース(25単位)は就学支援金を使うと年間負担が0円になる場合もあります(コースやキャンパスにより異なるため要確認)。

選抜方法や募集時期はキャンパスごとに設定され、転入・編入は随時受け付けています。

埼玉県のサポート校一覧

高卒資格を得るには、提携する通信制高校への同時入学が必要になり、サポート校の費用と通信制高校の学費は別々にかかる点に注意してください。その分、学習面・生活面のきめ細かなサポートが受けられるのが強みで、不登校からの再スタートや大学進学を手厚く支えてくれます。なお、サポート校は学費を資料請求や個別相談で案内する方針のところが多く、年間で数十万円規模の費用がかかるのが一般的です。

トライ式高等学院(埼玉県内8キャンパス)

通信制高校で大学進学|通信制高校・サポート校のトライ式高等学院

「家庭教師のトライ」グループが運営するサポート校で、大宮・浦和・川越・所沢・春日部・川口・熊谷・新越谷の8キャンパスがあります。

お子さんの状況に応じて鹿島学園やルネサンス高校などの提携通信制高校を選べるのが特徴です。

通学・オンライン・在宅の3つの学習スタイルから選べ、通学は週1回から始められます。進学から不登校サポートまで幅広く対応します。

学費はコースや通学回数によって異なり、公式サイトでは公開されていないため問い合わせが必要です(提携通信制高校の学費は別途)。

中央高等学院 さいたま校

中央高等学院は、3年間でムリなく必ず卒業できます。|通信制高校サポート校の中央高等学院

1978年に創立し、全国に展開するサポート校です。提携先は中央国際高等学校で、大宮駅西口から徒歩2分とアクセスも良好。

通信制高校サポートコースや大学入試コースなど目的別のコースがあり、自習スペースなど学習に集中できる環境が整っています。

通学スタイルは個々の状況に合わせて選べ、提携校での集中スクーリングを通じて単位を修得します。

学費はコースによって異なるため、最新の金額や入試の詳細は資料請求や個別相談で確認しましょう(提携する中央国際高等学校の学費は別途)
(所在地:さいたま市大宮区桜木町1-1-6)。

新開高等学院(越谷市)

新開高等学院|埼玉県越谷市の通信制高校サポート校

元公立学校教員が代表を務め、2025年に開校した新しいサポート校です。提携先は明誠高等学校の通信制課程。

不登校や学校になじめなかったお子さんを主な対象とし、月1回からの通学やオンライン学習に対応しています。起立性調節障害のお子さんに配慮して授業開始を11時にしているなど、体調に不安のあるお子さんへの気配りが特徴です。

学費は月額18,500円〜(公式サイト掲載)で、一般的なサポート校の費用の3分の1〜2分の1程度ですむことをうたっています。入学金やコース別の詳細、提携校の学費は別途かかるため、検討の際に直接確認しておくと安心です
(所在地:越谷市南越谷一丁目2876番1・新越谷駅から徒歩4分)。

【目的別】埼玉県の通信制高校おすすめの選び方

迷ってしまう場合は、何を重視するかで絞り込むのがおすすめです。目的別に向いている学校を整理しました。

とにかく学費を抑えたい方には、年間およそ2万円で通える県立大宮中央高等学校が筆頭候補です。私立なら、N高のネットコースやクラーク記念国際の単位修得コースなど、就学支援金を活用して負担を大きく軽くできるオンライン中心のコースも検討の価値があります。

大学進学を目指す方には、進学コースを持つクラーク記念国際や、大学入試コースのある中央高等学院が向いています。

不登校経験があり手厚いサポートがほしい方には、一人ひとりに寄り添うトライ式高等学院、体調に配慮する新開高等学院、自習環境の整った中央高等学院などがおすすめです。

専門分野(芸術・eスポーツ・プログラミング等)を学びたい方には、プログラミングやeスポーツに強いN高、自動車科・調理科という珍しい学科のある清和学園が選択肢になります。専門コースは授業料のほかに実習費・機材費がかかることが多いため、総額もあわせて確認しておくと安心です。

通学日数の少なさを重視する方には、自宅学習中心のN高ネットコース、月1〜2回登校のCLARK SMART、週1日から通える松栄学園などが適しています。

発達障害・起立性調節障害の方には、授業開始を遅めに設定する新開高等学院、在宅型も選べるトライ式高等学院、カウンセリング体制の整ったクラーク記念国際が、安心して通いやすい環境を用意しています。

埼玉県の通信制高校で使える奨学金・補助金制度

通信制高校は全日制より学費を抑えられるケースが多いものの、私立やサポート校では一定の費用がかかります。負担を軽くするために、使える制度を確認しておきましょう。

全国共通で使える制度

高等学校等就学支援金は、授業料相当を国が学校に給付する制度で、通信制高校も対象です。私立通信制では1単位あたり4,812円が基準額で、令和8年度(2026年度)からは所得制限が撤廃され、すべての世帯が対象になります。あわせて私立通信制の支給上限額も引き上げられます。支給期間は最長48か月(4年間)です。

高校生等奨学給付金は、授業料以外の教材費などを支援する返済不要の給付金です。生活保護世帯・非課税世帯が対象で、私立通信制の場合は非課税世帯で年額52,100円が支給されます。

進学を見据える場合は、通信制高校の学費にも利用できる日本政策金融公庫の「国の教育ローン」も選択肢です。子ども1人につき350万円以内を固定金利で借りられ、返済期間は最長20年。在学中は利息のみの返済にすることもできます(利用条件は公庫の窓口で確認してください)。なお、大学等への進学を支援するJASSO(日本学生支援機構)の奨学金は高校在学中は対象外で、進学後に給付が始まる予約採用の仕組みです。

埼玉県の制度

埼玉県には、国の制度に加えて県独自の支援があります。埼玉県私立高等学校等 奨学のための給付金は通信制も対象で、非課税世帯には年額52,100円が支給されます。公立通信制向けには埼玉県国公立高等学校等 奨学のための給付金があり、早期給付として非課税世帯に12,625円が前倒しで支給される仕組みもあります。

また、定時制・通信制で働きながら学ぶ生徒を支える修学奨励費(卒業すれば返還が免除される貸与制度)など、県独自の支援もあります。ただし一定時間以上働いていることなどの条件があり、制度内容や金額は年度によって見直されるため、最新の情報は埼玉県教育委員会の窓口で確認してください。

市区町村レベルでは、通信制高校生だけを対象にした独自の給付制度は多くありませんが、さいたま市・春日部市・越谷市などには入学準備金や奨学金の貸付制度があります。お住まいの自治体の制度が通信制高校でも使えるか、各市の窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。

お子さんに合った学校選びは、学費だけでなく、通学スタイルやサポート体制、学びたい分野など、複数の視点から比較することが大切です。気になる学校が見つかったら、まずは資料請求や学校説明会に足を運び、実際の雰囲気を確かめてみてください。きっと、お子さんが自分らしく学べる場所が見つかるはずです。

不登校のお子さんのこと、1人で悩まないで

無理をして今の学校に通わなくても、将来の選択肢はいくらでもあります。

実際に、オンラインフリースクールシンガクの生徒さんの多くは、自分で将来の夢を見つけ、生き生きと過ごされている方が多いです。

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