山梨県でおすすめの通信制高校・サポート校13選!選び方や特徴について解説

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さらに、ゲーム依存のお子さんも楽しめるように、マインクラフトやフォートナイトなどを通じて他の生徒たちと一緒に遊べる機会も提供していますので検討してみてください。

目次

「毎朝、学校へ行こうとすると体調が悪くなる」「このまま高校に進めるのだろうか」
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山梨県には県内に本校を置く通信制高校が8校あり、これに県外に本校を置く広域通信制のキャンパスとサポート校が加わります。
全国から生徒を集める広域通信制の本校が県内に集中しているのが大きな特徴です。
この記事では県内で学べる13校を特徴・学費・スクーリング・入試・所在地までまとめて紹介し、目的別の選び方と使える支援制度もあわせて解説します。

山梨県の通信制高校事情

この記事では「スクーリング」という言葉が何度も出てきます。これは学校へ実際に登校して授業を受ける日のこと(正式には面接指導)で、レポートの提出・スクーリングへの出席・テストの3つを満たすと単位がもらえる仕組みです。
年に数日で済む学校から週5日通える学校まで幅があり、ここが学校選びで最も差が出る部分です。まずは、山梨県の通信制高校がどのような状況にあるのかを見ておきましょう。

文部科学省の令和7年度学校基本調査によると、山梨県内で通信制課程を置く高校は8校で、内訳は公立1校・私立7校です。生徒数は7,463人(公立285人・私立7,178人)で、令和3年度の3,399人(公立197人・私立3,202人)と比べると、4年で2.2倍に増えました。
全国的にも通信制の生徒数は伸びていますが、山梨県の増え方はその中でも際立っています。

もうひとつ押さえておきたいのが、私立7校がすべて広域通信制だということです。
山梨県の私立学校名簿を見ると、県内だけで生徒を募集するいわゆる狭域の私立通信制高校は1校もなく、7校すべてが全国から生徒を募集する形をとっています。
また7校とも全日制課程を併設した学校で、通信制のみを置く独立校は公立・私立ともに存在しません。
近年は新設が相次いでおり、令和4年(2022年)に山梨学院高等学校と山梨英和高等学校が、令和7年(2025年)には帝京第三高等学校が通信制課程の認可を受けました。
この3校の新設によって、私立は令和3年度の4校から7校へと増えています。
公立は、甲府市の県立中央高等学校の1校です。同校は全日制課程を持たず、定時制と通信制で構成される県内唯一の高校です。

地理的には、拠点のほとんどが甲府市に集中しています。
県立中央高等学校をはじめ、私立の駿台甲府・自然学園・甲斐清和・山梨学院・山梨英和はいずれも甲府市内にあり、広域通信制のキャンパスやサポート校もJR甲府駅の周辺に並んでいます。
例外は北杜市小淵沢町の帝京第三高等学校と、甲斐市宇津谷の日本航空高等学校です。
一方、富士吉田市や都留市、大月市といった郡内地方には本校を置く学校がなく、通える拠点は甲斐清和高等学校の富士吉田学習センターに限られます。
甲府盆地から離れた地域にお住まいの場合は、通学のしやすさよりもオンライン中心で学べるかどうかを軸に選ぶほうが現実的です。
ここからは、区分ごとに具体的な学校を見ていきましょう。

【公立】山梨県の通信制高校

費用をできるだけ抑えたいなら、まず候補になるのが公立の通信制です。
山梨県では甲府市の中央高等学校が唯一の選択肢になります。

山梨県立中央高等学校(甲府市)

https://www.chuouh.kai.ed.jp/?doing_wp_cron=1788855984.3049609661102294921875

定時制と通信制で構成される県立高校で、全日制課程を持たないという点で県内では珍しい存在です。
通信制課程には「普通科」と「衛生看護科」を置いています。衛生看護科は甲府看護専門学校との技能連携によるもので、同校の准看護学科に合格または在籍・卒業していることが入学の条件です。
中央高校で普通教科を学び、専門学校で看護の専門科目を学ぶことで、高校卒業資格と准看護師への道を同時に目指せる仕組みになっています。

学び方はレポート提出・スクーリング出席・定期試験の3つが柱で、学年制ではなく単位制のため自分のペースで履修を進められます。
卒業には通算3年以上の在学と74単位以上の修得、特別活動への参加が必要です。
教員に質問もできる個人学習室が用意されているほか、外部講師による職業講話などの機会もあります。

令和8年度の本科生は291名で、中学校を卒業したばかりの生徒から他校からの転入・編入生、20代から50代の社会人まで幅広い年代が学んでいます。
就業している生徒も多いため、進路指導では進学相談だけでなく求職活動の支援も行われています。

スクーリングは月に2回程度で、連続する日曜日と月曜日に同じ内容・同じ時間割で実施されるため、生徒はどちらか都合のよい日を選んで登校できます。
両日出席することも可能です。時間は午前9時40分から午後3時35分までで、会場は本校です。

学費の軽さは公立ならではで、入学検査料は無料、入学料は500円、授業料は1単位あたり310円です。
これに生徒会費などの諸経費が年間約1.2万円、教科書等の教材費が年間約2万円ほど加わり、入学時に必要な学費は合計でおよそ4万円とされています。
就学支援金を利用すればさらに負担は軽くなります。
入試は新入学のほか転入学・編入学、科目履修生の制度もあり、令和9年度の出願は3月中旬から下旬にかけて2期に分けて受け付けられます(金額は令和9年度学校案内による。)
所在地:甲府市飯田5丁目6-23。バス停「荒川橋」から徒歩5分

【私立】山梨県に本校がある通信制高校

山梨県に本校を置く私立通信制高校は7校で、すべて全国から生徒を募集する広域通信制です。
学費の水準は7校ともおおむね近いので、決め手になるのは通い方とサポートの中身です。

日本航空高等学校(甲斐市)

https://jaa-tsushin.ed.jp/

独自の学科構成で他校と一線を画すのが、甲斐市宇津谷に本校を置く日本航空高等学校です。
県内では最大規模の通信制高校で、学科は3つに分かれています。
「普通科」のほか、90年にわたる航空教育の蓄積を活かした独自教科書で学ぶ「航空科」、3DCGやメタバース制作、複数言語のプログラミングを学ぶ「メタバース工学科」を置き、学科とは別に日本とアメリカの高校卒業資格を同時に取得できるグローバルコースも選べます。

通信制では珍しいこの仕組みに加え、登校の仕方は毎日・週1日・オンラインの3パターンから生活のリズムに合わせて決められ、住んでいる地域を問わず担任が一人ずつ付きます。全国47都道府県にスクーリング会場があるため、遠方に住んでいても学びを続けやすくなっています。

入学検定料10,000円と入学金50,000円は初年度のみで、教育充実費50,000円とシステム料5,000円は毎年、事務所経費10,000円に加え、授業料は1単位あたり12,000円です。25単位を履修した場合の初年度費用の合計は425,000円とされ、航空科とメタバース工学科はここに年間50,000円の受講料が加わります。
就学支援金が適用されれば授業料の負担は軽くなりますが、支給額は世帯の所得や年度によって変わるため最新の条件を学校に確認してください。

オンラインのスタイルを選んだ場合、インターネット講座の動画視聴と報告書の提出でスクーリングの一部を代替できる減免措置もあります。
入試は新入生が前期・後期に分かれ、転入生・編入生は随時出願でき、いずれも書類選考と面接(免除の場合あり)で行われます(金額は公式サイトの学費案内による。)
所在地:甲斐市宇津谷445

駿台甲府高等学校(甲府市)

https://www.sundai-kofu.ed.jp/corr

予備校で知られる駿台グループの高校が運営する通信制課程で、大学進学のサポートが手厚いのが最大の特徴です。
甲府本校では、登校がスクーリングと定期試験、特別活動のときだけという「オンラインコース」と、3日間の授業から自分で科目を選んで受講する「通学型3DAY」の2つから選べます。
オンラインコースでは約350講座が見放題の映像講座「駿台サテネット21」を受講料無料で利用でき、中学の教科書レベルから大学入試レベルまで確認テストと短い映像授業で学べる「駿台マイクロラーニング」も使い放題です。
入学から卒業まで担任がつき、三者面談や進路相談を定期的に実施します。
進路面では進路ガイダンスや小論文対策、全国模擬試験のほか、駿台グループの専門学校への内部進学制度もあります。
過去3年間には東京大学・名古屋大学・九州大学・筑波大学・山梨大学といった国公立大学や医学部への合格実績があり、早稲田・慶應義塾・上智などの私立大学にも多数の合格者を出しています。令和7年5月時点の在籍者は1,244名です。

入学金50,000円、授業料が1単位あたり12,000円、教育充実費が半期40,000円という学費構成です。
新入生が3年間で74単位を履修する場合の学費例として、3年間の合計1,178,000円という試算が公式に示しています。
ここに就学支援金が適用されると、世帯年収の目安が約590万円未満の場合は授業料が実質無料となり、3年間の負担は290,000円まで下がるという例も公開しています。
転入・編入の場合の試算も公式に掲載されており、通学型3DAYを希望する場合は別途サポート費用が必要で金額は公表していません。
スクーリングは集中スクーリングと体育スクーリングの2種類で、1学期・2学期・3学期に実施され、宿泊を伴う行事はないと明記しています。
会場は甲府本校のほか全国の学習センターから選べます。入試は面接と、自宅で作成して当日持参する作文による選考で、募集人員は700名、検定料は10,000円です。(金額は令和8年度募集要項による。)
所在地:甲府市塩部2-8-1。JR甲府駅北口から徒歩15分

自然学園高等学校(甲府市)

https://shizengakuen.ed.jp/

大人数の教室になじめないお子さんに向けた選択肢が、甲府市丸の内にキャンパスを置く自然学園高等学校です。
完全な個別支援と小集団学習を掲げ、学習の積み残しがある場合は小学校・中学校の内容を確認し直す時間を設けるなど、つまずいた場所まで戻れる仕組みを用意しています。
コースは、社会人としての自立に役立つ知識を総合的に学ぶ「総合文化コース」と、須玉キャンパスでの農業実習を週3日行う「国際農業コース」の2つです。
総合文化コースでは月曜から金曜まで通うスタンダード通学型(週5日・週3日)、登校日を自分で決められるマイプラン通学型(週5日・週3日・週1日)、在宅でレポート学習を進めて年2回だけ登校する集中スクーリングスタイルまで細かく選べ、入学後の変更も可能です。

費用は公式サイトに具体的な金額の掲載がなく問い合わせが必要ですが、就学支援金を差し引いた後の自己負担額は公開されており、世帯年収の目安が約590万円未満の場合、週5日・週3日のスタイルで年間600円、週1日・集中スタイルで1単位あたり0円、約910万円未満の場合はそれぞれ178,800円、1単位あたり7,188円です。
入学検定料は新入学・転入学・編入学とも15,000円で、入試は書類審査と保護者同伴の面接で行われます(金額は公式サイトの学費案内による。)
所在地:甲府市丸の内丸の内3-2-14。JR甲府駅から徒歩5分

甲斐清和高等学校(甲府市)

https://2shin.ito-gakuen.ed.jp/wp/

「登校型」「通信型」「連携校型・集中型」の3つから学び方を選べるのが、甲府市寿町に通信制課程を置く甲斐清和高等学校です。
本校以外にも県内6か所の学習センターが用意されており、笛吹市・甲府市・山梨市・韮崎市・富士吉田市・南アルプス市のそれぞれで学習を進められます。
富士吉田市に拠点があるのは県内でも珍しく、郡内地方にお住まいの家庭にとっては現実的な選択肢です。

出席の要件は登校型が半期20日以上、通信型が半期15日以上と定められています。
レポート作成時に教員のサポートを受けられる時間があるほか、専門家の講師を招いた講演や実習で人間力を伸ばす「ドリカムフライデー」という特色ある授業も行われています。
不登校を経験した生徒には中学校の内容の復習から始める配慮があり、最低1年在籍するなど一定の条件を満たせば甲斐清和高校の全日制へ転籍できる制度もあります。

学費は公式サイトに金額の記載がなく資料請求や学校説明会で確認が必要です。
入試は新入学生のほか、全日制からの転籍生、他校からの転入学生、高校中退者の編入学生、科目履修生という区分があり、選考は作文審査と親子面接です。
なお全日制の本校は甲府市青沼にあり通信制課程とは別の場所のため、訪問の際は住所を間違えないよう注意してください
(所在地:甲府市寿町。甲府駅バスターミナルからバス15分、寿町下車徒歩5分)。

山梨学院高等学校(甲府市)

https://www.yghs.ed.jp/yghs_dl/

スマートフォンやタブレットからいつでも学習できる自由度の高さが、山梨学院高等学校の通信制課程の持ち味です。
山梨学院大学のキャンパス内に校舎を置き、令和4年(2022年)に認可を受けた比較的新しい課程で、1日の時間割や学習時間の縛りがなく生徒が自分で学習計画を立てて進めるスタイルをとっています。
プロスポーツ選手を目指す人やアーティストとして活動していて決まった時間を確保しにくい人にも対応でき、キャンパス内は自由に使え、Wi-Fiも完備、制服の規定もありません。
進学面では全日制で培った実績を活かした難関大学への進学支援に加え、山梨学院大学・山梨学院短期大学への進学もサポートされ、転入・編入の場合は前の学校の単位と在籍期間を合算できます。

スクーリングは夏と冬で合計7〜10日程度の登校で足りるとされています。
費用は検定料10,000円、入学金50,000円、単位修得料が1単位あたり9,900円、施設設備費と教育充実費が各年額24,000円という構成で、単位修得料は就学支援金が適用されれば全額免除になると案内しています。
このほか転入学・編入学の場合は前籍校の単位審査料35,000円、特別活動預り金が年額10,000円(年度末に精算し残金は返金)、システム利用料6,600円がかかります。
入試は書類審査と15分程度の個人面接で、募集定員は普通科300名です(金額は2027年度募集要項による。)
所在地:甲府市酒折2-4-5。JR酒折駅から徒歩3分

山梨英和高等学校(甲府市)

https://www.yamanashi-eiwa.ac.jp/jsh/grace

創立137年の伝統を持つ女子校が開設した、女子だけを対象とする通信制課程「グレイスコース」です。
基礎学力の面では学校設定科目「ベーシック国語・数学・英語」で中学校の内容を学び直せるほか、オンライン教材も利用できます。
国際交流の面では海外講師と1対1で行うオンライン英会話が年12回あり、ニュージーランドの女子校へ10週間編入して10単位が認定される留学制度もあります。心身の健やかさを支える取り組みとして、山梨YMCAと連携した「ココカラプログラム」でストレスへの対処やコミュニケーションを学べます。
大学進学に向けては山梨予備校と連携した課外授業が年17回と、単位認定される集中講座があり、定期試験を実施せず、レポートと活動への取り組みで評価します。

登校できる日は月・水・金の週3日で、年間のスクーリング日数は6〜8日程度です。
入試は書類選考と面接で、検定料は10,000円、募集定員は80名です。
費用は入学金50,000円、授業料が1単位あたり10,000円(就学支援金の対象)、施設設備費が年額30,000円、教育充実費が年額20,000円で、出願できる地域は山梨県のほか長野・静岡・東京・神奈川など複数の都県に及びます(金額は新入生入試要項による。)
所在地:甲府市愛宕町112番地。JR甲府駅から徒歩8分

帝京第三高等学校(北杜市)

https://www.teikyo3.ed.jp/correspondence/

帝京大学グループとして初めての通信制課程が、令和7年(2025年)4月に北杜市小淵沢町で開校しました。
レポート・スクーリング・テストの3つを半年ごとに満たして単位を修得する仕組みで、スクーリングは山梨本校への「週1回の通学」か「1週間の集中学習」のどちらかを体調や都合に合わせて選べます。
学習の場は山梨本校を含めて全国8か所あります。
進路面では、帝京大学グループの3大学・3短大・3専門学校へ進む「オール帝京特別選抜制度」という内部進学の道があるほか、グループ以外への進学指導や就職支援も行われます。

入試は事前課題の作文と個別面接で、検定料は20,000円、募集定員は総定員300名です。
新入生向けの入試は9月・1月・2月・3月に設定されており、転編入学と科目履修生は随時受け付けています。
費用は入学金50,000円(入学時のみ)、施設設備費と教育充実費が各年額30,000円、授業料が1単位あたり12,000円で、半期に履修できるのは最大20単位です。
このほか特別活動預かり金が年額20,000円(最終精算で残高は返金)かかり、オンライン学習サポート費用や教科書代が別途必要になる場合があります(金額は2026年度の公式パンフレットによる。)
所在地:北杜市小淵沢町2148。JR小淵沢駅から徒歩10分

山梨県にキャンパス・学習センターがある広域通信制高校

本校は県外にありながら、甲府市内にキャンパスを構えている広域通信制高校もあります。
いずれもJR甲府駅から徒歩数分で通学のしやすさは十分ですが、スクーリングを県内で終えられるかどうかは学校によって大きく違います
宿泊を伴う移動が難しいご家庭は、この点を軸に読み比べてください。

N高等学校・S高等学校 甲府キャンパス(甲府市)

https://nnn.ed.jp/

JR甲府駅から徒歩6分、令和7年4月に開設されたのがN高等学校・S高等学校 甲府キャンパスです。
学校法人角川ドワンゴ学園が運営する、ネット学習で全国的に知られる広域通信制高校で、本校はN高が沖縄県、S高が茨城県にあります。
学び方は、通学せず自宅で学習を進める「ネットコース」、週1日通学する「週1+コース」、週5日または週3日通学する「週5・週3コース」から選べます。
全生徒に複数のメンターがつき、大学受験やプログラミングなどの映像授業を課外で受講でき、eスポーツ部などのネット部活もあります。

学費は、入学金10,000円(1年次のみ)、施設設備費50,000円(毎年)、教育関連諸費13,000円(毎年)、授業料は普通科で1単位あたり12,000円、普通科ベーシックで1単位あたり7,200円です。
就学支援金の支給見込額を先に差し引いた場合、ネットコースの実質負担額は1年次73,000円、2年次と3年次が各63,000円で、3年間の合計199,000円というモデルケースが示されています。
通学コースを選ぶ場合はこれに入学金・授業料・施設設備費が加算され、就学支援金の対象外となる通学コース部分では学習用にMacBook Airの購入も必要です。
スクーリングは全国拠点で受けるものと2年次に本校で受ける宿泊型のものがあり、甲府キャンパスの通学だけでは完結しません。
入試は入学検定料5,000円で、通学コースをキャンパスで受験する場合は別途受験料15,000円がかかります(金額は2027年度生徒募集要項による。)
所在地:甲府市宝1-20-22 GCT甲府ビル3F。JR甲府駅から徒歩6分

第一学院高等学校 甲府キャンパス(甲府市)

https://www.daiichigakuin.ed.jp/

コースの選択肢の幅広さが際立つのが、JR甲府駅南口の第一学院高等学校 甲府キャンパスです。
本校は茨城県と兵庫県にあります。
最大週5日登校の「スタンダードコース」、最大週2日登校の「ベーシックコース」、オンラインの「Mobile HighSchool」に加え、大学進学専攻・社会探究×総合型選抜専攻・グローバル専攻・韓国語学文化専攻・AIスキル専攻・アート表現専攻を備えた「プレミアムコース」、国公立・難関私大特化クラス、eスポーツオンラインコースまでが選べます。
心理カウンセラーの資格を持つ教員が在籍し、「ピアサポーター」制度やキャリアサポートセンターもあります。
単位制のため留年がなく、細かな校則もありません。

費用は公式サイトで「コースによって異なります」と案内されており、資料請求と個別相談で確認する形です。
入学検定料は10,000円と公表しています。スクーリングは所属する本校で参加する仕組みで、面接指導は基本的に本校で受けることになります。
入試は本人と保護者の面接に、出願時に提出する作文(テーマは「自分の未来について」)を加えた総合判定で、筆記試験はありません。
所在地:甲府市丸の内1-2-11 サン黒澤ビル7F

星槎国際高等学校 甲府校(甲府市)

https://seisa.ed.jp/kofu/

1クラス15〜20名前後の少人数制と、生徒1人に対して先生2名という個別型の学習体制が持ち味なのが甲府校です。
北海道札幌市に本部校を置く星槎国際高等学校の、全国33の学習センター・キャンパスのひとつにあたります。
通学の仕方は、週5〜4日通う「全日型コース」、週3〜1日の「登校日数選択型コース」、月1回通う「短期集中型コース」、新設の「スポーツサポートコース」から選べます。

初年度にかかる費用は、選抜料が25,000円、校納金は入学金50,000円・施設設備費50,000円・諸経費30,535円に単位履修費が加わる構成です。
単位履修費は令和8年度から1単位あたり20,000円になり、24単位を履修すると480,000円が目安です(令和7年度は15,000円でした)。
全日型コースはこれに追加学費100,000円が加わり、公式サイトの総額実績は令和7年度分(全日型590,535円・登校日数選択型490,535円・短期集中型130,535円)までなので、現行単価での総額は学校に確認してください。
入試は300字の作文と保護者同伴の面接による総合判定で、募集定員は70名です。
(金額は令和7年-8年度徒募集要項による。)
所在地:甲府市中央2-2-8。JR身延線金手駅から徒歩約6分、甲府駅南出口から徒歩約9分

鹿島朝日高等学校 甲府駅前キャンパス(甲府市)

https://kg-school.net/asahi/

7階建てビルの最上階にあるのが、令和3年7月にJR甲府駅南口から徒歩2分の場所に開校した鹿島朝日高等学校 甲府駅前キャンパスです。
本校は岡山県にあります。
学習スタイルは週2日から5日通う形、週1日通う形、自宅学習の3つから選べ、オプションの大学進学コースは医学部・獣医学部・歯学部・薬学部といった難関学部の受験対策や、総合型選抜・学校推薦型選抜のエントリーシート添削、小論文指導まで対応します。
独自のオンラインシステム「カシマネット」でレポート提出も進捗確認もオンラインで完結します。
この学校で特筆すべきは、卒業まで山梨県内で完結すると公式に明記している点です。
スクーリングも単位認定試験も居住地近隣の会場で年間およそ10日、日帰りで済むと案内しています。

費用の内訳は、入学金が不要で、施設費が年間24,000円、授業料が1単位あたり12,000円、システム管理費・通信費が年間49,000円、日本スポーツ振興センターの災害共済掛金が年間252円です。
高校1年生の4月入学を想定した3年間の合計負担額として219,756円というシミュレーションも公開されており、就学支援金で授業料が相殺されることを前提にした金額です。入学検定料は10,000円で、入試は書類選考と面接、転入学・編入学は随時受け付けています(金額は公式サイトの学費案内による。)
所在地:甲府市2-1-8 駅前銀座ビル7F。JR甲府駅南口から徒歩2分

山梨県のサポート校一覧

サポート校は、それ自体では高卒資格を出せない民間の教育施設です。
高卒資格の取得には提携する通信制高校への同時入学が必要になり、サポート校の費用と通信制高校の学費は別々にかかる点に注意してください。
山梨県内では次の1校が選択肢になります。

トライ式高等学院 甲府キャンパス(甲府市)

https://www.try-gakuin.com/

完全マンツーマン指導で学習を進められるのが最大の特徴です。
「家庭教師のトライ」を運営する株式会社トライグループのサポート校で、甲府キャンパスはJR甲府駅から徒歩5分にあります。
コースは高校卒業を目指す「普通科」と、大学受験に特化した「特進科」の2つで、入学後もいつでも変更できます。
学習スタイルは通学型・在宅型・オンライン型の3つを自由に組み合わせられ、通学型の日数は週1日から5日まで自分で設定できます。
年4回の三者面談も行われ、大学進学実績としては全国のトライ式高等学院全体で2026年度入試の合格者3,212名、特進科の大学進学率91.1%が公表されています(甲府キャンパス単独の数字ではありません)。

費用については公式サイトに金額の掲載がなく、「提携している通信制高校の学費とサポート校である当学院の学費がかかりますが、合わせても私立の全日制高校と同程度」と説明されています。
入学は中学卒業見込みの新入学が年2回(4月・10月)、転入学・編入学は随時受け付けており、選考は出願書類と作文(専願の場合は免除)、面接で学科試験はありません。
所在地:甲府市北口3丁目4-33セインツ25 3F。JR甲府駅から徒歩5分。

【目的別】山梨県の通信制高校おすすめの選び方

候補を絞りきれないときは、何を優先したいかで考えると決めやすくなります。目的別に向いている学校を整理しました。

とにかく学費を抑えたい方には、県立の中央高等学校が筆頭候補です。
入学検査料は無料、入学料500円、授業料は1単位あたり310円で、入学時に必要な学費の目安は約4万円とされています。
私立や広域通信制で考える場合は、入学金が不要で3年間の負担額の目安が公開されている鹿島朝日高等学校、就学支援金の先引きを利用した場合のネットコースの実質負担額が示されているN高等学校・S高等学校が、費用を見通しやすい選択肢です。

大学進学を目指す方には、駿台グループの映像講座や模試、小論文対策を利用できる駿台甲府高等学校がまず挙がります。
志望校別のカリキュラムでマンツーマン指導を受けたいならトライ式高等学院の特進科、大学進学専攻や国公立・難関私大特化クラスを持つ第一学院高等学校、帝京大学グループへの内部進学を考えるなら帝京第三高等学校という道もあります。

不登校経験があり手厚いサポートがほしい方には、完全な個別支援と小集団学習を掲げ、小中学校の内容まで戻って学び直せる自然学園高等学校が向いています。
少人数制で生徒1人に先生2名という個別型学習の体制がある星槎国際高等学校、カウンセラーが常駐し在宅訪問にも対応するトライ式高等学院も相談しやすい環境です。
中学校の内容の復習から始める配慮があり、県内6か所の学習センターで学べる甲斐清和高等学校は、甲府まで出るのが難しい郡内地方から通う場合の選択肢になります。

専門分野(芸術・eスポーツ・プログラミング等)を学びたい方には、航空科とメタバース工学科という珍しい学科を持つ日本航空高等学校が際立った選択肢です。
eスポーツや動画編集、プログラミング、音楽、イラストなど幅広いゼミ授業がある星槎国際高等学校、プログラミングやクリエイティブ分野の映像授業とネット部活があるN高等学校・S高等学校も向いています。

通学日数の少なさを重視する方には、夏と冬で合計7〜10日程度の登校で足りるとされる山梨学院高等学校、年間のスクーリングが6〜8日程度の山梨英和高等学校、在宅でレポート学習を進めて年2回登校する集中スクーリングスタイルを選べる自然学園高等学校が通いやすいでしょう。
週1回の通学か1週間の集中学習かを選べる帝京第三高等学校、月1回通学の短期集中型コースがある星槎国際高等学校、まったく通学しないネットコースを持つN高等学校・S高等学校も、体調に波がある時期に学びを止めずに済む選択肢です。
公立の中央高等学校も、月2回程度のスクーリングで日曜と月曜のどちらかを選べます。

発達障害・起立性調節障害の方には、体調に合わせて通学型・在宅型・オンライン型を切り替えられるトライ式高等学院が候補になります。
一人ひとりに合わせた個別対応を掲げ少人数制をとる星槎国際高等学校、完全な個別支援と小集団学習を明記する自然学園高等学校も、大人数の環境が負担になる場合に検討したい選択肢です。
宿泊を伴う集中スクーリングが負担になりそうなら、県内で卒業まで完結すると明記している鹿島朝日高等学校や、宿泊を伴う行事がないとしている駿台甲府高等学校が現実的でしょう。
朝の起床に不安がある場合でも、登校日や参加の仕方を調整しながら卒業を目指せます。

山梨県の通信制高校で使える奨学金・補助金制度

通信制高校は全日制より学費を抑えられることが多いものの、私立やサポート校ではまとまった費用がかかります。使える制度を早めに確認しておきましょう。

全国共通で使える制度

高等学校等就学支援金は、授業料を国が支援する制度で、通信制高校も対象です。2026年(令和8年)4月から所得制限が撤廃され、より多くの家庭が支援を受けられるようになりました。
支給される額は履修する単位数に応じて決まり、年度ごとに見直されるため、具体的な金額は文部科学省の案内や在籍する学校で確認してください。

まとまった出費に備えるなら、日本政策金融公庫の「国の教育ローン(教育一般貸付)」も選択肢になります。
通信制高校の学費にも使え、子ども1人につき上限350万円まで固定金利で借り入れが可能です。
入学金や授業料、教材費などに幅広く充てられます。金利や世帯年収の上限は改定されることがあるため、最新の条件は公庫の公式サイトで確認してください。

山梨県の制度

山梨県では、授業料以外の教育費を支える返済不要の高校生等奨学給付金を実施しています。
窓口が国公立と私立で分かれているのが特徴で、県立中央高等学校のような国公立に通う場合は県教育庁の高校教育課、私立に通う場合は県のまなび支援課が担当します。
国公立の通信制では、住民税非課税世帯が年額50,500円、生活保護受給世帯が32,300円という区分です。
私立の通信制では、住民税所得割が非課税の世帯が52,100円、所得割の額が一定額未満の世帯には17,370円または13,030円が給付されます。
この給付金は通信制の支給回数の上限が通算4回と、全日制の3回より1回多く設定されています。
県外の学校に在学している場合でも山梨県民であれば県へ直接申請でき、申請期限は国公立が9月22日、私立が9月1日が目安です。

入学時の負担に対しては、私立高校に入学する際の入学金サポート事業給付金があり、通信制も対象で上限は100,000円です。
ただし対象は住民税非課税世帯または生活保護世帯に限られます。同じく入学時の制服代などに充てられる入学準備サポート事業給付金(一律50,000円)もあります。

そしてもうひとつ、高校を中退した経験のあるお子さんに知っておいていただきたいのが学び直し支援金です。
中途退学した方が私立高校に再入学し、就学支援金の支給期間(通信制は4年)を過ぎてしまった場合でも、その後さらに最長2年間、所得制限なしで年額337,200円を上限に支援を受けられる制度です。
一度高校を離れた後にもう一度学び直そうとすると、支援期間が足りなくなって学費が全額自己負担になる心配がありますが、山梨県ではこの制度がその不安を埋めてくれます。
制度の名称も金額も年度ごとに変わることがあるため、申請前には県のホームページで最新の案内を確認してください。
このほか甲府市など市町村が独自の奨学資金制度を設けている場合もありますので、お住まいの自治体の窓口にも問い合わせてみるとよいでしょう。

学校選びは、学費だけでなく通学スタイルやサポート体制、学びたい分野など複数の視点から比べることが大切です。
山梨県は全国から生徒を集める広域通信制の本校が7校も置かれた、通信制の選択肢が非常に厚い県です。
航空やメタバースを学べる学校、女子だけの通信制、大学附属校の課程、県内でスクーリングが完結する拠点まで、性格の異なる選択肢がそろっています。
気になる学校が見つかったら、まずは資料請求や説明会に足を運び、お子さんと一緒に雰囲気を確かめてみてください。

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