「子どもが突然、学校に行きたくないと言い出した」
「毎日家でゲームばかりしていて、まったく勉強もしない……このままで大丈夫?」
お子さんが小学校で不登校になると、保護者の不安や焦りは計り知れないものがあります。
特に小学生の時期は、まだ一人で留守番をさせるのも心配な年齢であり、家庭内の生活リズムも一変するため、「これからどう接すればいいのか」「中学進学はどうなるのか」と一人で頭を抱えてしまいがちです。
ですが、焦る必要は一切ありません。
不登校は決して「甘え」や「わがまま」ではなく、お子さんが出している大切なSOSのサインです。
この記事では、小学生の不登校の現状や学齢別の原因、子どもの隠された気持ちを紐解きながら、後悔しない「家での過ごし方」、勉強しないときの対処法、塾やフリースクールの活用法、気になる中学進学まで詳しく解説します。
小学生の不登校の現状|割合と増えている背景
文部科学省の最新データによると、全国の小・中学校における不登校児童生徒数は過去最多を更新し続けており、小学生の不登校も急増しています。
現在、小学生の不登校の割合はおよそ「30人〜40人に1人」となっており、これは「どのクラスにも1人は不登校のお子さんがいる」計算です。
増えている背景には、コロナ禍を経た生活環境・コミュニケーションの変化、集団生活に対する過度なストレス、発達特性に対する理解の広まりなど多岐にわたる理由が存在します。
「自分の育て方が悪いのではないか」「うちの子だけが遅れているのではないか」とご自身を責める必要はまったくありません。

【低学年・中学年・高学年別】小学生が不登校になる主な原因と子どもの気持ち
小学生の不登校の主な原因
小学生が学校に行けなくなるきっかけは、学齢によって少しずつ異なります。
- 低学年(1・2年生): 保育園や幼稚園とのギャップ(小1プロブレム)、母子分離不安、環境変化による体調不良など。
- 中学年(3・4年生): 勉強が急に難しくなる(抽象的な学習の増加)、ギャンググループなどの友人関係の変化、担任の先生との相性など。
- 高学年(5・6年生): 複雑な友人関係(いじめやグループ内の対立)、思春期の入り口による自他との比較、身体の変化や起立性調節障害など。
【高学年】に多い特有の悩みと複雑な「子どもの気持ち」
特に高学年になると、「周りの目」や「将来」を急激に意識し始めます。 大人びた思考ができるようになる反面、
「みんなと同じように学校に行けない自分はダメ人間だ」
「お父さんやお母さんに迷惑をかけていて申し訳ない」
という、言葉にできない強い罪悪感と自己否定感を強く抱えています。
一見、家で笑顔でゲームをして楽しそうに見えても、心の中は「自分はこれからどうなってしまうんだろう」という不安でいっぱいです。
まずはこの傷ついた「子どもの気持ち」に気づいてあげることがスタートラインとなります。
保護者の対応、関わり方の注意点
心構えと日常での声かけ・接し方の具体例
お子さんが不登校になったとき、保護者の方に必要な心構えは「学校に戻すこと」を最優先のゴールにしないことです。
- 良い声かけの例:
- 「話してくれてありがとう。毎日頑張っていたんだね」
- 「学校をお休みしても、あなたの価値は変わらないよ」
- 「今日は何をして過ごそうか?(好きなことを肯定する)」
まずは「家は絶対に安全な場所だ」とお子さんが心から安心できる環境を作ることが最優先です。
やってはいけないNG行動(登校刺激・比較・叱責)
焦る気持ちから、以下のような行動をとってしまうと、お子さんの心はさらに閉ざされてしまいます。
- 無理な登校刺激: 「明日は行ってみよう」「遅刻してでも行こう」とプレッシャーをかける。
- 兄弟や同級生との比較: 「◯◯ちゃんは頑張って通っているのに」と比べる。
- 激しい叱責・問い詰め: 「なんで行かないの!原因を言いなさい!」と責め立てる(本人にも理由が分かっていないケースが多いため)。
保護者自身のメンタルケア
お子さんの不登校に直面すると、保護者自身が精神的に追い詰められてしまいます。
「私がしっかりしなければ」と抱え込まず、「親の会」に参加したり、専門家に愚痴をこぼしたりして、保護者自身の心を休ませる時間(自分を甘やかす時間)を意識的に作ってください。

悩む保護者必見!不登校の小学生の「家での過ごし方」
家での過ごし方は、お子さんの「心の回復フェーズ」に合わせて変えていくことが大切です。
【初期・休息期】まずは心と体を休めるための過ごし方
学校を休み始めたばかりの時期は、心のエネルギータンクが空っぽの状態です。
この時期の正しい過ごし方は、「ひたすら安全に、のんびり過ごすこと」です。
ゲームやYouTubeばかりになってしまっても、今は現実の強いプレッシャーから脳を守り、エネルギーを補給するために必要な時間です。
生活リズムの多少の乱れには目をつむり、美味しいものを食べて、好きなことをして過ごさせましょう。
【回復期】少しずつエネルギーが溜まってきたときの過ごし方
しっかり休んで笑顔が増え、「暇だな」「何かしたいな」と言い始めたらエネルギーが溜まってきたサイン(回復期)です。
この時期は、以下のような小さなステップを試してみましょう。
- 親と一緒に料理や家事をする
- 夕方や人が少ない時間に一緒に散歩・買い出しに行く
- 家族以外との「小さくて安全なつながり(オンラインなど)」を作ってみる
「全く勉強しない」ときはどうする?塾やその他の選択肢
無理に勉強をさせなくて大丈夫な理由
「家で全く勉強しない。このままだと学力が致命的に遅れてしまうのでは?」と焦る気持ちは当然です。
しかし、心のエネルギータンクが空っぽの状態でドリルを強制しても、勉強自体が嫌いになり、親子関係が悪化するだけです。
小学生の勉強の遅れは、心が回復すれば後からいくらでも取り戻せます。
今は「心の治療が最優先の時期」と割り切り、勉強を無理強いしないことが結果として一番の近道になります。
相談先や活用方法
一人で抱え込まず、外部のサポートを積極的に頼りましょう。
担任、スクールカウンセラー、教育支援センター
- 学校・担任: 定期的な連絡の頻度や方法(プリント配布や連絡アプリなど)を事前に話し合い、負担にならない距離感を保ちます。
- スクールカウンセラー: お子さんが会いたがらない場合は、保護者だけで相談を受けることも可能です。
- 教育支援センター(適応指導教室): 各自治体の教育委員会が設置する公的な施設です。通うことで学校の「出席扱い」になる場合があります。

塾や家庭教師は不登校の小学生に合う?
エネルギーが少し戻ってきたら、民間学習サービスの検討も手です。
個別指導塾・家庭教師
学校のペースに縛られず、自分の遅れたところまで遡って学べるメリットがあります。
ただし、「外に出るのが怖い」「先生と対面するのは緊張する」というお子さんには、オンライン家庭教師やオンライン学習教材の方がハードルが低くおすすめです。
小学生の「第二の居場所」として選ばれるフリースクール
「学校には行けないけれど、同世代の友達と関わりを持ちたい」「家以外の居場所を作りたい」という場合、フリースクールが強力な選択肢になります。
フリースクールでは、勉強を強要せず、ゲーム・アート・野外活動などを通じてお子さんの自己肯定感を回復させるカリキュラムが用意されています。
また、在籍している小学校の校長先生の許可が得られれば、フリースクールへの通いやオンライン学習での活動が小学校の「出席扱い」として認められる制度もあります。
不登校の中学進学で知っておくべきこと
中学進学しても不登校が続くリスクがあること
「中学生になれば環境が変わって、自然と学校に行けるようになるかも」と期待される保護者は多いですが、実際には「環境の変化」が大きなストレスとなり、不登校が継続・再発するリスクも十分にあります。
過度な期待をかけず、「中学になっても別の道があるから大丈夫」という選択肢を用意しておくことが大切です。
地元中学以外の選択肢があること(私立中学、フリースクール等)
地元の公立中学校だけが選択肢ではありません。
- 不登校に理解のある私立中学校やオルタナティブスクールへ進学する
- 地元中学に籍を置きつつ、フリースクールをメインの居場所にする
- 自宅から安全に参加できるオンラインフリースクールを活用する
このように、小学生のうちから多様な進路や選択肢を知っておくことで、中学進学に対する恐怖心や焦りを大幅に減らすことができます。

まとめ&オンラインフリースクール「シンガク」のご案内
不登校の小学生に必要なのは、焦って無理に学校や勉強に戻ることではありません。
まずはご家庭を「世界一安全な居場所」にし、お子さんのペースに合わせてスモールステップで社会との繋がりを取り戻していくことが大切です。
お家のなかから、新しい自分になれる「安心の教室」へ
「家でゲームばかりしているけれど、これを誰かとの楽しい交流に変えられたら……」 「勉強の遅れも気になるけれど、外の塾やフリースクールに通う元気はまだない」
そんな小学生のお子さんと保護者を全面的に支えるのが、オンラインフリースクール「シンガク」です。
シンガクは、自宅のお部屋からアバターを使ってメタバース(仮想空間)のキャンパスに通える、小学生・中学生のための新しい居場所です。
- 大好きなゲーム(マイクラ・フォートナイト等)で友達ができる: 専門のスタッフが見守る安全な空間で、ゲームを通じて全国の仲間と自然に会話が弾みます。
- 小学生の学力に合わせた「安心の個別学習」: 「全く勉強しない」とお悩みの保護者もご安心ください。無理強いは一切せず、本人が「やってみようかな」と思ったタイミングから、一人ひとりの理解度に合わせて優しくサポートします。
- 小学校の「出席扱い制度」に対応: シンガクでの学びや活動データが、現在の小学校の「出席」として認められるよう、学校側との連携・提出手続きを全面的にバックアップします。
「学校に行くか、家に閉じこもるか」という0か100かの選択肢ではなく、自宅の安心感のなかで社会と繋がれる「シンガク」で、無理のない一歩を踏み出してみませんか?
完全無料で、個別説明会や資料配布を行っています。
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【出典一覧】
記事更新日:2026/9/28


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