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フリースクールとは、不登校中のお子さんや、学校環境に適応しづらいお子さんのために設けられた、第二の学び場です。学校に代わる新しい居場所として、社会とのつながりを大切にしています。
お子さんが学校で負った心の傷や、うまく環境に適応できないストレスを抱えたままでは、その後の成長に大きな影響を与えてしまいます。このような状況で、通常の学校環境では安心感を得るのは困難です。そんなときにフリースクールは新たな選択肢となるのです。
また、活動方針や設備・環境はフリースクールによってさまざまであり、お子さんに合っているかどうかをきちんと確認しておくことは重要です。
今回は、フリースクールを選ぶ際のポイントと、香川エリアでのおすすめフリースクールについて紹介します。
フリースクール選びの3つのポイント
フリースクールを選ぶ際に、「どういった基準で選べばいいかわからない」「子どもに合っている学校がわからない」と迷うこともあるかと思います。
まずはフリースクールを選ぶ際の3つのポイントについて解説します。
①お子さんの意向に沿っているか
フリースクールの雰囲気や活動内容が、お子さんの意向に沿ったものかどうかは一番重要なポイントです。
フリースクールには、お子さんのありのままを受け入れ、安心して過ごせるように工夫されている施設がたくさんあります。
お子さんにとっては家庭や学校以外の新たな居場所になりますから、お子さんの意向をきちんと押さえ、希望に合ったスクールを選ぶことが大切です。
②教育方針・活動内容はお子さんに合ったものか
フリースクールの目指す方針や活動内容は、フリースクールによってさまざまです。
そのため、事前にお子さんのニーズを把握した上で、お子さんの目標や希望に合わせて、それらを実現できるようなフリースクールを選ぶことが大切です。
教育方針や活動内容など多くはホームページで確認できますが、実際にお子さんと一緒に見学に行ってその場の雰囲気を体感するのもおすすめです。
③運営会社は信頼できるところか
フリースクールは年々増加しており、なかにはずさんな運営体制のスクールも見受けられるようです。
フリースクールは民間という性質上、スクールによって運営会社が異なり、NPO法人から個人企業まで幅広く存在します。
あとから後悔しないためにも、運営会社が信頼できるかどうかを見極めるのが重要になってきます。
ホームページを見て調べるだけでなく、実際にスクールを訪問してを訪問して雰囲気を生で感じることができれば、お子さんにとっても安心できるでしょう。
フリースクールについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
▶フリースクールとは？基本情報から学費・進学可否まで幅広く解説
香川でおすすめのフリースクール3選
【高松市のおすすめフリースクール】フリースクール ヒューマン・ハーバー
フリースクール ヒューマン・ハーバーは、個人の自主性を大切にする四国唯一の歴史があるフリースクールです。学校に行きたくないお子さん、学校に行っているけれど少しゆっくりした時間を過ごしたいお子さん、家にいたけれど友達が欲しくなったお子さん、さまざまなお子さんの価値観を認め合いながら自分らしく過ごせる場所を提供しています。
ヒューマン・ハーバーでは、週一回のミーティングで日々の活動内容やルールを自分たちで話し合って決めます。自分が何をしたいのか、どうしたらいいかを考える力を育み、夢や目標を確実にサポートできるような取り組みを行っています。活動内容は、ボランティア活動、創作・表現活動、スポーツ、農作業体験までさまざまです。
| 電話番号 | 090-7623-6496 |
| 住所 | 〒761-8064 香川県高松市上之町3-3-7 |
| アクセス | 琴電琴平線「三条駅」より徒歩5分 JR「栗林駅」より徒歩15分 |
| 対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
| 費用 | ◆入会金なし ◆会費小・中学生：20,000円／月高校生：30,000円／月 ※減免制度や兄弟割引あり |
| 公式サイト | https://fshh.jp/ |
【高松市のおすすめフリースクール】まなびやもも
まなびやももは、学校に行っていないお子さん、学校に通っているお子さんたちも、家や学校に加えて安心して過ごす・話す・学ぶ・遊ぶことができる場所を提供するフリースクールです。
主に学習塾と居場所活動の2つの活動をしており、古民家のゆったりした雰囲気のなかで、お子さんの成長を支援し、お子さん・若者が安心して力を発揮できる地域のプラットフォームとなるべく活動しています。居場所支援や教育支援のほか、子ども食堂のような暮らし支援、訪問・同行支援のような相談支援も行っています。
| 電話番号 | 087-899-5340 |
| 住所 | 〒761-8074香川県高松市太田上町1287-6 |
| アクセス | 琴電琴平線「太田駅」より徒歩約9分 「伏石駅」より徒歩約9分 |
| 対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
| 費用 | ◆入塾金15,000円 ◆教材費1教科：約1,500円／年受験生：約3,000円／年 ※授業料は月謝制※授業料はコースによって異なるので詳細は公式サイトをご覧ください |
| 公式サイト | https://manabiya-momo.jimdofree.com/ |
【さぬき市のおすすめフリースクール】NPO法人クリエイト クリエイトインターナショナル クリスチャンスクール
NPO法人クリエイト クリエイトインターナショナル クリスチャンスクールは、さまざまなハンディキャップを背負ったお子さんが希望に満ちた人生を歩めるように、正しい学び・成長をサポートするフリースクールです。聖書の教えによる原理原則の学び、小・中学校で学ぶべき教科の学習、スポーツや体験活動などを通し、心身の成長をバランスよく導きます。
学習や生活面など本来学校で学ぶべきことはもちろん、個人の能力や個性に合わせて細やかにお子さんの成長のサポートをします。地域の学校とも連携しており卒業資格を受けることもできるので、進学も可能です。
| 電話番号 | 0879-42-5170 |
| 住所 | 〒769-2402 香川県さぬき市津田町鶴羽1250-5 |
| アクセス | JR高徳線「鶴羽駅」より徒歩5分 |
| 対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
| 費用 | ◆入会金50,000円 ◆施設費100,000円 ◆授業料 小学生：28,000円／月 中学生：30,000円／月 高等科：35,000円／月 ※個人の教材費、行事費、給食費は別途必要 |
| 公式サイト | http://www.npokurieito.org/index.html |
オンラインフリースクールなら『SHINGAKU』
お子さんが通学に負担を感じるという場合は、オンラインフリースクールがおすすめです。
オンラインフリースクール『SHINGAKU』では、オンラインでの授業や同世代のお子さんとコミュニケーションをとることで、自宅にいながら楽しく学習できます。
またSHINGAKUでの活動について、「出席扱い制度」の申請もサポートしてくれるため、内申点が心配という人や、学校への復帰を目指しているという人にもおすすめです。
『SHINGAKU』の運営会社は、教育関連の事業で60年以上の歴史がある成基コミュニティグループです。長年教育に携わってきた企業のため、安心してお子さんを預けることができるでしょう。
【まとめ】
今回は、香川エリアのフリースクール3校を紹介しました。
不登校に悩むお子さんの第二の居場所となってくれるフリースクールの多くが、お子さんの意向を第一に自由に過ごしながらエネルギーを回復していけるような活動内容となっています。
一口にフリースクールと言っても、活動はフリースクールによってさまざまです。
地域のフリースクールや、場合によってはオンラインフリースクールも検討しながら、まずは情報収集を進めていきましょう。
