「学校に行きたくない」と思うことはおかしいことじゃない。不登校が悪いことではない理由とは?

「学校に行きたくない」「不登校になりたい」と頭をよぎったことがある人は少なくはないのではないでしょうか。 不登校は悪いことだと自分を責めてしまう人は多いですが、不登校は問題行動ではないということは文部科学省からもいわれています。 「不登校になりたい」と思う背景には、何かしら理由があることも多いため、「不登校になりたい」「学校に行きたくない」と思うことは決して逃げや甘えでなく、自然な感情であるともいえるでしょう。「自分も不登校になれば、もう学校行かなくていいのかな」という声を聞くこともあります。 しかし、「学校を休んでしまって本当に大丈夫か」という不安も同時に過ぎることがあるかと思います。出席日数のことや勉強が遅れた場合どうしたらいいかといったことは念のため知っておくとよいでしょう。その上で、最終的に学校に行くことをどうするかを考えてみることもひとつではないかと思います。 今回は「学校に行きたくない」「不登校になりたい」と考えているお子さんに向けて、あらかじめ知っておきたいポイントや、フリースクールなどの選択肢について解説します。

つぶやくつぶやくシェアするシェアするLINEで送るLINEで送る

監修:中村洸太

監修:中村洸太

博士(ヒューマン・ケア科学)、臨床心理士・公認心理師・精神保健福祉士、池袋心理教育研究所代表、駿河台大学・聖学院大学・目白大学・ルーテル学院大学兼任講師 大学院修了後、心療内科・精神科クリニックや大学病院での勤務を経て、現在は、働くひとやその組織のメンタルヘルス支援などに関わる一方で、スクールカウンセラーとしても活動。小学校から高校生まで幅広く関わる。その他に、性的マイノリティのメンタルヘルス支援や弁護士向けのメンタルヘルス支援、オンラインを用いた臨床活動の研究や実践などを行う。

目次

「学校に行きたくない」「不登校になりたい」と頭をよぎったことがある人は少なくはないのではないでしょうか。

不登校は悪いことだと自分を責めてしまう人は多いですが、不登校は問題行動ではないということは文部科学省からもいわれています。

「不登校になりたい」と思う背景には、何かしら理由があることも多いため、「不登校になりたい」「学校に行きたくない」と思うことは決して逃げや甘えでなく、自然な感情であるともいえるでしょう。「自分も不登校になれば、もう学校行かなくていいのかな」という声を聞くこともあります。

しかし、「学校を休んでしまって本当に大丈夫か」という不安も同時に過ぎることがあるかと思います。出席日数のことや勉強が遅れた場合どうしたらいいかといったことは念のため知っておくとよいでしょう。その上で、最終的に学校に行くことをどうするかを考えてみることもひとつではないかと思います。

今回は「学校に行きたくない」「不登校になりたい」と考えているお子さんに向けて、あらかじめ知っておきたいポイントや、フリースクールなどの選択肢について解説します。

「不登校になりたい」と思っても大丈夫。不登校が悪いことではない理由とは?

様々な背景が複雑に絡み合うことによってたどり着く状態が不登校です。不登校の時間は、自分自身の心身を休めるための大切な時間となったり、自分自身がどうしたいかなどを改めて考えることで、これからの学び方や考え方を広める機会にもなります。

不登校になること自体は問題行動ではありませんが、現実的な問題として学習の進度や出席日数のことなど、いくつか知っておいたほうがいい点があるのも事実です。

しかし、「学校に行きたくない」「不登校になりたい」と思っている状況にいるお子さんは決して余裕がある状況ばかりではないでしょう。とにかく心身を休めたいという気持ちが強くあるようなお子さんだけでそういったことまで考えるのは大変かもしれません。

したがって「不登校になりたい」と思った場合には、現実的なことも含めてこれからどうしていくかを一緒に考えられるような機会を持つことも大切です。一人で考えていると、自分の知っていることの中だけで考えなくてはいけなかったり、「こうしなくてはいけない」と自分の中の常識にとらわれてしまうこともあるからです。

誰かに話すことで、自分自身が抱えている問題や悩みを整理することができたり、自分の中にはなかった考え方や視点に触れることで視野が広がると、今自分が抱えている困りごとを解決するヒントを見つけることもできるかもしれません。

不登校になる前に、まずは頼れる大人に相談しよう

「学校に行かないこと」を決断する前に、まずは頼れる大人に相談してみるのはどうでしょうか。家族や担任の先生、学校のカウンセラー、習い事の先生、近所の方など、自分の話を否定せずにしっかりと聞いてくれそうな人が良いと思います。

しかし、身近な人にはかえって言いづらい場合もあるかもしれません。家族や学校など身近な人に言いづらい場合は、教育センターなどの施設でも悩みごとの相談をすることができます。必ずしもその施設に行かなくても、電話やLINEなどで相談ができるところも増えています。

参考:厚生労働省|不登校やいじめ、ひきこもりなどの相談窓口

相談することで、誰にもいえない気持ちが話せたことでホッと安心する人も少なくありません。話しながら、自分が抱えている問題や悩みを整理することができる場合もありますし、解決策を見つけることにも繋がる場合もあります。

また、相談相手からのアドバイスやサポートを受けることで、学校を休むことを考えても大丈夫かも知れないと思うこともあるかもしれません。

しかし、先ほどもあげたように自分の周りの大人に打ち明けるのは勇気がいることだと思います。打ち明けられない自分を責める必要もありません。「話したらどんなふうに思われるんだろうか」「否定されたらどうしよう」と不安になるお子さんは少なくありません。

打ち明ける勇気が出ない場合や、否定されそうで怖いという場合は、まずはオンラインで悩みを相談してみることもひとつです。

ツナグバでは、Q&A機能により匿名かつオンラインでお悩みを相談することができます

お子さん自身で使っても大丈夫ですので、周りに相談できる大人がいない場合は活用してみてください。

(ツナグバQ&A機能へのリンク)

不登校になった人の過ごし方とは?

学校に行きたくないけど、学校に行かない間に家で何をして過ごしたらいいか分からないというお子さんは実は少なくありません。

ご家庭によって様々ですが、学校に行かないのであれば、ゲームや動画は禁止とされているご家庭もあります。家で何をして過ごすのかということに悩んでいるお子さんも実は少なくありません。

ここでは、そんなお子さんに向けて、文部科学省が行った不登校児童生徒に関する調査をもとに「不登校中の過ごし方」を紹介していきます。

小学生が不登校になった場合の過ごし方

(*出典1)文部科学省|不登校児童生徒の実態把握に関する調査報告書

調査によると、最も多い(「していた」+「ときどきしていた」の割合が高い)過ごし方は「インターネット・ゲーム・動画視聴など」で、次に「テレビ視聴」が多くなっています。

つらい気持ちがある中で学校に行かないことを決めた場合に、学校に行かなくなってもつらい気持ちがずっと続いてしまうという場合があります。

その場合には、まずはつらい気持ちを小さくしていくことが大事です。その際にそういう気持ちを紛らわせる行動も大切になります。

ゲームをしたり、動画やテレビを見ているときは、現実から離れてその世界に没頭することができるため、つらい気持ちや不安な気持ちを紛らわすことができます。中には、プレイした分だけレベルが上がったり、スキルが上達することで、達成感を得られるという人もいます。また、ゲームを通じてオンラインで誰かと交流することで、繋がりを感じられているお子さんもいます。やりすぎてしまうと昼夜逆転になってしまうことや、楽しくなってしまうと一日中ゲームばかりになってしまうこともあるので、あくまで息抜きとしてコントロールしながら楽しむことも大切です。

つらい気持ちが少しずつ減ってきたと感じたら、勉強や家事など他のことにも挑戦してみるとよいでしょう。勉強といっても、いきなり遅れを取り戻そうとするのではなく、得意な分野や好きな分野から少しづつ始めていくのがポイントです。

できる範囲で自主学習を進めておくことで、元の学校に戻りやすくなるだけでなく、もしも学校に戻れなかったとしても、将来の可能性が広がることが期待できます。自分の将来の選択肢を多く持てるようにしておくことも大事にしておきたいところです。

中学生が不登校になった場合の過ごし方

(*出典1)文部科学省|不登校児童生徒の実態把握に関する調査報告書

調査結果を見ると、中学生についても「インターネット・ゲーム・動画視聴など」「テレビ視聴」といった過ごし方の割合が高いことがわかります。

楽しいゲームも多いですし、自分なりのカスタマイズをしたり、のめり込んで行きやすいように作られているゲームも多いので、納得の結果かなと思います。

中学生の場合も、まずはしっかりと休んで、心と体を回復させることが大切です。インターネット、ゲーム、動画視聴やテレビを見るなど、自分が興味を持てることをしながらリフレッシュするとよいでしょう。しかし、小学生のところでご紹介したように昼夜逆転ややりすぎには要注意です。

また、小学生の場合と同様、少しづつ回復してきたと感じたら、自分の能力を伸ばすことにも挑戦するのがおすすめです。勉強だけでなく、散歩などの軽い運動や工作、楽器の演奏などをすると、有意義な時間が過ごせるかもしれません。自分が関心あることや、興味があることなどを考えてみると何かヒントになるかもしれませんね。

不登校になったらどうする?念のため知っておきたい3つのポイント

次に、不登校に関連して知っておきたい3つのポイントを解説します。

それぞれについて、必ずしも何とかしなければならないものではなく、気力が湧いてきたタイミングで後から取り組んでも問題ありません。

あくまでも念のため知っておく、という気構えでご覧くださいね。

出席日数について

不登校になると、学校を休むので出席日数が減ります。

義務教育である小中学校では、基本的には出席日数や成績に関係なく進級・卒業が可能です。

しかし、中学校から高校進学を希望する場合は、出席日数や成績が関係して来る場合があります。高校によっては、欠席日数が◯日以内とかの基準が設けられている場合もあります。また、3教科の内申点や5教科の内申点がいくつ以上など、高校を選ぶ際には成績が関連してくる場合が多いものです。

不登校から高校に進学したいという場合には、この2点は重要です。

中には出席日数を問わない学校もあるので、そのような学校から選ぶこともひとつです。また、出席扱い制度を活用することもひとつの手段です。

出席扱い制度とは、学校に登校しなくても出席として認められる制度で、文部科学省が定めています。出席扱い制度を利用するためには、お子さんが学校外の施設や自宅で学習等をしていることを保護者から学校長に申請し、承認してもらう必要があります。教育支援センター(適応指導教室)やフリースクールなどが承認されるような場合もありますので、一度相談をしてみるのもひとつです。

成績や内申点については、進学時に内申点比重が少なく、当日の入試での得点を重視している高校もあるので、そういった高校を選ぶのも一つの手です。

また、高校では、出席日数や成績によって進級・卒業が決まります。そのため、欠席が多いと単位を落としてしまったりして、進級や卒業に影響する可能性もあります。

継続して高校に通学できるか不安な場合は、自宅での学習がメインとなる通信制高校を目指すのもよいでしょう。また、起立性調節障害などで安定して朝起きることが難しい場合も、通信制高校や定時制高校の少し始まりが遅い時間帯のコースなどを選ぶこともひとつです。

起立性調節障害については、以下の記事を参照ください。

起立性調節障害と不登校の関係性とは?改善や対応方法について解説

勉強の遅れについて

不登校になると、どうしても勉強が遅れてしまいがちです。

しかし、学校でわからない授業についていけないことに悩んでいる子も少なくはないので、自分のペースでじっくり勉強できるのはメリットであるともいえます。

学校の勉強について行けなかったというお子さんでも、自分のペースで学んでいけるので、わからないところから戻ってやり直したりすることもできます。勉強が楽しいとはなかなか思えないだろうと思うかもしれませんが、できることやわかることが増えてくると、そこまで勉強が嫌じゃなくなってくる子もいます。自分のペースで「わかる」「解ける」を増やしていく時間を作るのも学校を休んでいる間にできるといいかもしれませんね。

最近ではYouTubeなどにわかりやすい勉強動画もたくさんあるので、一人で勉強することが苦手な場合でも、動画を見ることで理解を助けてくれることもあります。よかったら活用してみましょう。

生活リズムについて

不登校になった場合、家で自由に過ごす時間が増えます。一方、自由であるがゆえに、ついつい夜遅くまでゲームをしたり、動画を見たりして、寝るのが遅くなって、朝起きられなくなってしまいがちです。

そんなことが毎日続くと、生活リズムが崩れてしまうことも少なくありません。一度生活リズムが崩れるとなかなか元に戻すのは難しいものです。

そして、生活リズムが崩れると、体調を崩したり、気持ちが不安定になったりしやすくなるという研究もあります。生活リズムが崩れると食生活も乱れがちです。食生活が乱れることで、栄養バランスが崩れ、健康に悪影響を与えることもあります。

そのため、不登校になった場合でも、毎日の生活リズムを整えることが大切です。起床時間や就寝時間、食事の時間を決め、規則正しい生活を心がけましょう。生活リズムを保ちながら、好きなゲームを楽しんだり、勉強をしたり、バランスよく楽しめる練習をしておくと、大人になってからも、仕事とプライベートの時間を上手にコントロールをしやすくなるかもしれません。

学校に戻ることだけが正解ではない!フリースクールというもう1つの選択肢

最後にお伝えをしておくとすると、学校を休んで不登校になった後に、学校に戻ることだけが正解とは限りません。もちろん学校に戻るのも一つの選択肢です。学校には多くのメリットがありますが、必ずしもすべてのお子さんにとって最適な選択肢ではありません。

学校に行きたくないことには何かしら理由があることが多いですが、学校の先生や同級生との相性がどうしても合わないこともあるかもしれません。今の自分と環境が合わない場合に、無理をして戻ろうとすると、余計に辛くなってしまうこともあるからです。だから、学校に戻る選択肢があるのと同じように、学校に戻らない選択肢もあるということを覚えておいて欲しいと思います。

学校に復帰することが難しい場合にはフリースクールという手段もあります。

フリースクールとは、何らかの事情により学校に行くことが難しいお子さんのための第二の居場所です。フリースクールは、学校に比べると、自分のペースを持ちやすかったり、自分の興味に合わせて学ぶこともしやすい場所といえます。

通学も厳しい場合は、オンラインのフリースクールというものもあります。オンラインフリースクールでは、お子さんが興味のあることについて、自宅にいながら自分のペースで学ぶことができます。

オンラインフリースクール『SHINGAKU』はこちら

「学校に行きたくない」「不登校になりたい」とお子さんに打ち明けられたら

保護者の方が「学校に行きたくない」「不登校になりたい」とお子さんから伝えられたときは、まずは冷静に対応することが重要です。

「何言ってるの!いいから行きなさい」と思う方は少なくないと思います。または、お子さんの様子によっては、しんどそうな中で「学校にいきたくない」と言われたら心配になってしまう方もいることでしょう。

また、理由が気になったとしても、無理矢理問い詰めるようなことはしないでください。「学校にいきたくない」「不登校になりたい」と自ら保護者に伝えたお子さんは、きっと勇気を振り絞ったことでしょう。その想いをまずは受け止めてあげて欲しいです。

そして、お子さんの状況によっては、心身を休める時間を取ることも必要です。また、理由が自分でもよくわからないお子さんもいますし、言葉にするには自分の中でも整理が必要な子もいます。理由の追求に走りすぎないようにすることも大切です。

参考までに日本財団が不登校傾向にある中学生向けに行った調査をご紹介します。この調査によれば、学校に行きたくない理由として「疲れる」「朝、起きられない」といった身体的な理由に加えて、「授業がよくわからない」「良い成績がとれない」「テストを受けたくない」などの学習面での理由が挙げられたそうです。

必ずしも同じ理由であるとは限らないですが、お子さんが不登校になりたいと感じた要因を理解するためにも、心当たりがないか考えてみる参考にしてみてください。

(*出典2)日本財団|不登校傾向にある子どもの実態調査

もし、原因が学校の授業や環境にある場合は、学校に相談することも検討しましょう。学習面や学校生活に関する悩みを持つお子さんは決して珍しくありません。必要に応じて、学校と一緒にお子さんの将来にとって最適な解決法を探していくことが重要です。

学校に行きたくない理由に学校生活の影響が理想な場合は、以下の記事なども参考にしてみてください。

学校生活上の影響型の不登校の特徴とは?原因ごとの対処法も解説

【まとめ】不登校は悪いことではない。「不登校になりたい」と思ったら、まずは誰かに相談してみよう

冒頭でも述べたように、不登校は自分の身を守るための選択肢の一つであって、決して悪いことではありません。しかし、出席日数のことなど、いくつか知っておいたほうが良い点もあります。お子さん自身だけでそういったことまで考えるのは大変なので、まずは誰か話ができる大人に相談することも考えてみてください。

また、不登校になった場合には、学校に戻ることだけが正解ではありません。どうしても学校に戻ることが難しい場合は、フリースクールなどを活用する手段もあります。中には中学校の間はフリースクールで自分のペースを作って、高校からは通学のコースに通うようなお子さんもいます。焦らずに、自分のペースを作っていきましょう。

最近ではオンライン型のフリースクールもあるので、何らかの事情により通学が難しい場合はオンラインフリースクールも検討してみてください。

オンラインフリースクール『SHINGAKU』はこちら

【出典一覧】

(*出典1)文部科学省|不登校児童生徒の実態把握に関する調査報告書
参考箇所:学校を休んでいる間の過ごし方

(*出典2)日本財団|不登校傾向にある子どもの実態調査
参考箇所:【現中学生に聞いた】中学校に行きたくない理由

【監修者のコメント】

「不登校になりたい」という言い方ではないにしろ「学校に行かなくていいんだったら、自分も不登校になりたい。正直少し羨ましい」と思うお子さんの声を聞くことはあります。

「不登校になりたい」という言葉の裏には、今の毎日がしんどいからなんとかそこから抜け出したいという気持ちもあるのではないかと思います。

そんな時に「馬鹿なこと言っているんじゃない」と一蹴するのではなく、そこに込められた想いを聞いてくれる人がいるだけで救われた気持ちになることもあるでしょう。問題はまったく解決したわけではないにしても、自分のことをわかってくれる人がいることでなんとか頑張れると思える子もいるのではないかと思います。

また、誰かが自分の気持ちをわかってくれるという体験や自分を支えてくれる人がいるという体験は、大人になってからもその人の支えやサポートになることもあるのではないかと思います。

辛くても逃げてはいけないという考えに縛られたり、自分一人で抱え込んだり、誰も助けてくれないという気持ちは、自分の考えを狭めたり、気持ちを追い込んだり、諦めに繋がってしまうこともあるでしょう。

だからこそ、特に10代までの時期に、自分の想いをわかってくれる人がいることや、誰かが自分のことを気にかけてくれるという体験は大事だと私は思います。

本来はお子さんがそういう気持ちを溜め込まないで吐き出せるようにしておきたいところですが、なかなかそれが叶わないのが現状の場合も少なくありません。だからこそ、不登校でも大丈夫というメッセージを発信することが大事であると考えています。

その場所から逃げたくなる気持ちは決して恥ずかしいことではありません。自分が自分らしくいられることを大切にできる場所を探していくことは可能です。一人でそれを考えることが難しい場合は、専門家をうまく使うことも覚えておいてください。

つぶやくつぶやくシェアするシェアするLINEで送るLINEで送る

関連記事

高校生が不登校になる要因とは?前兆や保護者ができる対応法も解説。

関連記事

不登校のお子さんへの対応はどうする?タイプ別、年齢別に解説します