多摩市でおすすめのフリースクール5選
Tama Liberty Academy

多摩市に拠点を構えるTama Liberty Academyは、不登校やひきこもりの子どもたちに寄り添うフリースクールです。
自分のペースで学べる環境が整っており、登校が難しい場合には訪問や個別相談にも対応しています。安心できる空間で人との関わりを取り戻しながら、学力や社会性も少しずつ育んでいく方針です。
指導スタッフは一人ひとりの個性に合わせて丁寧に関わり、保護者とも連携しながら共に子どもの成長を支えます。
小学生から高校生まで対応しており、在籍校との連携による出席扱いの相談も可能です。小規模だからこそ可能なきめ細かなサポートで、子どもが自信と笑顔を取り戻せる居場所を目指していますよ。
電話番号 | 090-9845-4266 |
住所 | 東京都多摩市桜ケ丘4-41-27 大栗ハイツ地下 |
アクセス | 京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」西口より徒歩約10分 |
対象年齢 | 小学生〜高校生 |
費用 | 公式サイトより要問合せ |
公式サイト | Tama Liberty Academy |
イエナスクール ゆめまる

「じぶんもマル、相手もマル」を合言葉に、イエナスクール ゆめまるは子どもが安心して自分らしく過ごせる場を提供しています。
オランダの教育法「イエナプラン」に基づき、対話・遊び・自然体験を通じて、子ども自身が自分の力に気づき、学ぶ意欲を育むことを大切にしていますよ。
金曜日の1日活動を中心とし、登校に不安を抱える子どもたちに無理のないペースでの参加を促しています。
代表は元小学校教師でイエナプランの専門家。少人数制の温かな雰囲気の中、子どもの「夢」に耳を傾け、保護者や在籍校とも連携しながら未来への一歩を支えます。
学ぶことに前向きになれずにいた子どもも、「楽しかった」「また行きたい」と笑顔で通うことができるようになる居場所です。
電話番号 | 記載なし(公式サイトより要問い合わせ) |
住所 | 東京都多摩市諏訪5丁目(諏訪複合施設内)ほか ※活動日によって変更あり |
アクセス | 京王相模原線「京王永山駅」よりバス10分、 「諏訪四丁目」下車 徒歩3分 |
対象年齢 | 小学4年生〜中学3年生(小3はご相談ください) |
費用 | 年会費16,500円 月会費27,500円(助成金利用可) |
公式サイト | 小さなイエナスクール@ゆめまる |
多摩センターのフリースクール 鹿の子クラブ

鹿の子クラブは、「学ぶ意欲」を大切にした多摩センター駅すぐのフリースクールです。「学校に行かない=学ばなくてよい」という発想ではなく、子どもが安心して学び、自分に合ったペースで成長できるよう支援しています。
通学は週1回から可能で、無理なく通える頻度で学習支援を受けられます。小・中学生を対象に、学習面の遅れを取り戻すだけでなく、希望に応じて高校受験に向けた指導にも対応していますよ。
在籍校と連携して出席扱いとなるよう配慮されており、保護者向けの交流会も定期的に開催されるため、家庭と学校の橋渡し役としても頼れる存在です。
個別対応が可能な教室で、静かな環境の中、子どもは少しずつ自信を取り戻していきます。
電話番号 | 042-373-7370 |
住所 | 東京都多摩市落合1-9-3 セゾン・ド大貫ビル5階 |
アクセス | 小田急線・京王線「多摩センター駅」より徒歩1分 |
対象年齢 | 小学生・中学生 |
費用 | 入会金30,000円 月額45,000円(週5日コース)※週1〜4日コースは応相談 |
公式サイト | 鹿の子クラブ |
こどもリビング

学童保育・フリースクール・コミュニティカフェがひとつになった「こどもリビング」は、多摩市で地域とつながる新しい居場所として子どもたちを迎え入れています。
不登校の子どもも受け入れており、昼間の時間を安心して過ごせる場所として利用可能です。
「自分のことに責任を持つ」「人や物を大切にする」といった生活の基本を、遊びや交流の中で自然に学んでいきます。
保育士やスタッフが子どもの声を丁寧に受け止め、一人ひとりの夢や気持ちを尊重する姿勢が特徴です。
地域の人との交流やお手伝い体験などを通して、自己肯定感や社会性も少しずつ育まれていきます。家庭に似た雰囲気の中で、自分のペースでのびのびと過ごしたい子どもにぴったりな場所です。
電話番号 | 042-400-6461 |
住所 | 東京都多摩市一ノ宮2-45-3 |
アクセス | 京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」より徒歩5分 |
対象年齢 | 小学生、中学生 |
費用 | 年会費12,000円 利用料700円/時(1日上限4,000円、月上限43,000円) |
公式サイト | こどもリビング |
適応教室(ゆうかり教室)

多摩市教育委員会が運営する「ゆうかり教室」は、不登校傾向にある小・中学生のための適応指導教室です。
学校に戻ることを前提とせず、まずは安心して過ごせる場所を用意することを大切にしています。集団活動や個別支援を通して、子どもが少しずつ人と関わる力や学ぶ意欲を取り戻していけるよう支援していますよ。
教室は教育センター内にあり、教育相談員・指導員が常駐。日々の活動を通じて自己肯定感を育み、在籍校とも連携しながら出席扱いの調整も行われます。
開室は平日のみで、活動時間は午前8時45分から午後3時まで。行政による支援で費用は無料。保護者との定期的な面談も実施されており、家庭と学校の間で揺れる子どもにとって安心できる居場所となっています。
電話番号 | 042-372-1076(ゆうかり教室直通) |
住所 | 東京都多摩市諏訪5-1 諏訪複合教育施設内 (多摩市立教育センター) |
アクセス | 京王相模原線「京王永山駅」よりバス10分、 「諏訪四丁目」下車 徒歩5分 |
対象年齢 | 多摩市内の公立学校に在籍する小・中学生 (在籍校の了承が必要) |
費用 | 無料 |
公式サイト | 適応教室(ゆうかり教室) |
多摩市のフリースクール選び3つのポイント
子どもの不登校に直面したとき、保護者は「どのフリースクールを選べばよいのか」と悩むことが少なくありません。
多摩市には特色あるフリースクールが複数存在し、個々のニーズに応じた環境を見つけやすい地域です。ここでは、多摩市でフリースクールを検討する際に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
学びのスタイルが子どもに合っているか
多摩市のフリースクールは、「学び方の自由さ」に違いがあります。たとえば、Tama Liberty Academyでは個別支援が中心で、一人ひとりのペースに合わせた指導を行います。
一方、鹿の子クラブのように、受験に向けた学習支援まで対応している施設もあります。自由に過ごせる場を重視するのか、学力面の補強も期待するのか。
子どもがどう過ごしたいか、どのような目標を持っているかを考えながら、学びの形を選ぶことが大切です。
交通アクセスや通いやすさはどうか
フリースクールは継続して通うことに意味があります。そのため、通いやすさも大切な判断材料です。
多摩市の中でも、聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩圏にある「こどもリビング」や、「多摩センター駅」から徒歩1分の「鹿の子クラブ」など、駅近のスクールは通学の負担が軽くなります。
自宅からの移動距離や、バス路線の有無、雨の日の送り迎えのしやすさなども事前に確認しておくと安心です。
費用や行政支援制度が利用できるか
月謝や入会金などの費用も、スクールごとに差があります。多摩市では、条件を満たすことで都の助成金が活用できる場合があり、実質的な負担を減らすことが可能です。
たとえば「イエナスクール ゆめまる」では助成金の利用が前提とされた料金設定がなされており、事前に制度の有無を確認しておくとスムーズです。
また、市が運営する「ゆうかり教室」は無料で利用できる適応指導教室であり、経済的な不安が大きい家庭にとって強い味方になります。
多摩市のフリースクールに通う際に使える補助金や助成金
多摩市でフリースクールを利用する際は、東京都の「フリースクール等利用者支援事業」を活用することで、月額最大2万円の助成を受けられます。
対象は不登校の小・中学生で、都が登録したフリースクールに通う必要があります。通学費用の負担軽減につながる制度です。
また、多摩市独自の支援として「子どもの学習支援事業」があり、経済的に困難な世帯の中高生を対象に、学習塾型や家庭訪問型の無料学習支援が提供されます。
これらの制度を活用することで、子どもが安心して学べる場を得ると同時に、保護者の経済的な負担を軽くすることが可能です。
利用を検討する場合は、東京都および多摩市の公式サイトで詳細を確認してください。
https://www.city.tama.lg.jp/kosodate/1008019/1008029/1009662.html