教室に入るのがつらい、友達との関わりに疲れてしまう。そんな子どもにとって、フリースクールは新しい選択肢になります。
八千代市にも、子どもが安心して過ごせる環境を用意し、一人ひとりの気持ちに寄り添う施設があります。
学び直しはもちろん、日常生活を楽しむことも大切にしており、子どもの可能性を広げてくれるでしょう。今回は、八千代市で利用できるおすすめのフリースクールをご紹介します。
八千代市でおすすめのフリースクール4選
フリースクール まなびかふぇ

八千代市緑が丘駅から歩いてすぐの場所にある「フリースクール まなびかふぇ」は、子どもが安心して通えるもうひとつの学び場です。
学習のサポートはもちろん、読書やアート、プログラミングといった多彩な体験を通じて、自分の好きなことや得意なことを見つけられるのが魅力といえます。
定期テストを校舎で受けられる仕組みや、学校と連携した出席扱いのサポートが整っている点も心強い特徴です。勉強が途切れない安心感があることで、子どもの将来につながる学びを続けやすくなります。
さらに、登下校時には入退室を知らせるシステムを導入しており、保護者が安心して見守れる環境です。
居心地の良さと学びの両立を大切にしているため、通ううちに「学校に行ってみよう」と思えるようになったという声も聞かれます。子どもの心が前を向くきっかけを与えてくれる、そんな温かなフリースクールです。
電話番号 | 047-406-4857 |
住所 | 千葉県八千代市緑が丘2-33-1エム•ケービル301 |
アクセス | 東葉高速鉄道「八千代緑が丘駅」より徒歩3分 |
対象年齢 | 小学生・中学生 |
費用 | 入会金:28,000円 小学生:22,000円/月 中学生:27,000円/月 |
公式サイト | フリースクール まなびかふぇ |
フリースクール 南十字舎

八千代台にある「フリースクール 南十字舎」は、小学生から高校生まで幅広い子どもたちが集う居場所です。
月曜から金曜まで朝10時から夕方5時まで開放されていて、子ども自身のペースで過ごせる柔軟さが魅力となっています。学研教材を使った完全個別指導を取り入れており、基礎からしっかりと学べる環境が整っています。
また、通信制高校と提携しているため、高校卒業資格の取得も可能です。進学や就職を視野に入れながらサポートしてくれる点は、保護者にとって大きな安心材料になるでしょう。
日常の学習だけでなく、料理や音楽、軽スポーツなど多彩な活動を通して、子どもたちの好奇心や人間関係の幅も広がりますよ。
一人ひとりの思いを尊重しながら、スタッフと保護者が協力して子どもに合った学びを支えてくれるのも南十字舎の特長です。学校とは違った環境で、自分の力をゆっくり育てていきたい子どもに寄り添ってくれる存在といえます。
電話番号 | 050-5309-5525 |
住所 | 千葉県八千代台市八千代台北5-8-17 2F |
アクセス | 八千代台駅 西口徒歩7分 |
対象年齢 | 小中高生 全学年 |
費用 | 27,500円/月 |
公式サイト | フリースクール・南十字舎とは。 |
学習塾 Paso

八千代市勝田台にある「学習塾 Paso(パソ)」は、塾でありながらフリースクールとしての機能も持つ学びの場です。
元中学校教師で、不登校支援の経験もある塾長が子ども一人ひとりに合わせた指導を行い、学びの楽しさや「できた」という達成感を積み重ねられるようサポートしています。
午後のフリースクールコースでは、通った日が学校の出席扱いになる仕組みがあり、安心して通い続けられるのも大きな特長です。
教室での学習が難しい場合はオンラインや訪問指導にも対応しているため、無理のない形で学びを継続できます。
さらに、保護者が集まる「親の会」が定期的に開かれており、悩みや不安を共有できる場も整っていますよ。
Pasoは、学力の向上だけでなく家庭と地域をつなぐサポート拠点としての役割も担い、子どもと保護者の双方にとって心強い存在となっています。
電話番号 | 047-405-9560 |
住所 | 千葉県八千代市勝田台 7-1-23リバティ勝田台102号 |
アクセス | 勝田台駅から徒歩5分 |
対象年齢 | 小学生、中学生 |
費用 | 小学生 週1回:7,500円 週2回:13,500円 週3回:19,000円 通い放題:24,000円 中学1・2年生 週1回:7,500円 週2回:20,000円 週3回:27,000円 通い放題:32,000円 中学3年生 週1回:13,000円 週2回:22,000円 週3回:29,000円 通い放題:34,000円 |
公式サイト | 勝田台の塾なら、元教師が直接個別指導する学習塾-Paso |
教育支援センター フレンド八千代

八千代市教育委員会が運営する「教育支援センター フレンド八千代」は、学校に行きたい気持ちはあっても登校が難しい子どもを支える公的な施設です。
利用や相談に費用はかからず、在籍校と連携しながら安心して過ごせる居場所を提供しています。
フレンド八千代では、音楽やスポーツ、調理や工作といった体験活動が豊富に用意されており、子どもが楽しみながら自信を取り戻せるよう工夫されています。疲れたときには無理をせず休憩できる環境が整っている点も安心できるポイントです。
また、固定の時間割に縛られず、一人ひとりの状況や気持ちに合わせた柔軟なカリキュラムが組まれています。新しい友達や先生と出会えることも多く、学校復帰や将来へのステップにつながる機会を自然に増やせます。
家庭だけでは抱えきれない不登校の悩みに寄り添い、子どもの成長を後押ししてくれる心強い場所といえるでしょう。
電話番号 | 047-486-1019 |
住所 | 八千代市八千代台北8-9-12 |
アクセス | 京成八千代台駅から徒歩15分 |
対象年齢 | 小学生、中学生 |
費用 | 記載なし |
公式サイト | 教育支援センター | 八千代市教育委員会 |
八千代市のフリースクール選び3つのポイント
八千代市には、不登校の子どもを支えるフリースクールがいくつかあります。どこを選ぶかによって、子どもの日常や家庭の安心感は大きく変わりますよ。
ここでは、八千代市でフリースクールを探すときに押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
通いやすさと日々の暮らしとの相性
続けて通えるかどうかは、子どもの生活リズムに直結します。八千代市は住宅地が広がり、駅やバス路線が便利なエリアも多いので、通学手段をあらかじめ考えておくことが大切です。
自転車で通える距離なのか、公共交通機関を使うのか、親が送迎する必要があるのかを確認しておきましょう。
また、施設ごとに開校時間は異なります。午前から利用できるところもあれば、午後中心に開いているところもあります。
子どもの体調や気分に合わせやすい時間帯を選ぶことで、無理なく続けやすくなります。
学習の支え方と学校とのつながり
八千代市内のフリースクールには、学習重視のスタイルと、体験活動を軸にするスタイルがあります。子どもが学び直しを必要としているのか、それとも安心できる居場所を優先したいのかによって、選ぶべき方向は変わってきます。
さらに、在籍校や教育委員会との連携がどの程度あるかも重要です。フリースクールでの学びが「出席扱い」になるかどうかで、進級や進学への不安は大きく違います。
学校との橋渡しをしっかりしてくれる施設であれば、子どもにとっても保護者にとっても安心感が得られます。
居心地の良さと家族への支援
子どもにとって「安心できる雰囲気かどうか」は何より大切です。
八千代市のフリースクールでは、音楽やアート、スポーツなど、楽しみながら過ごせる活動を取り入れているところもあります。活動の幅が広いほど、子どもが自然に笑顔を取り戻しやすくなります。
同時に、保護者へのサポートも欠かせません。相談の機会や保護者同士の交流の場があるかどうかで、家庭全体の支え方が変わります。
不登校は家族にとっても大きな課題です。子どもと保護者の両方に寄り添ってくれる環境を選ぶことで、安心して新しい一歩を踏み出せるでしょう。
八千代市のフリースクールに通う際に使える補助金や助成金
八千代市では、不登校や学校生活の悩みに対応するため、子どもと保護者向けにスクールカウンセリングや相談支援など心理的なサポート体制が整えられています。
しかし、残念ながら保護者が直接利用できる金銭的な補助金・助成金制度は確認できません。
そこで注目したいのが、全国規模で利用可能な資金支援制度です。まず代表的なのが 日本政策金融公庫の「国の教育ローン」です。
これは保護者が教育費を負担する目的で申し込める公的融資制度で、子ども1人あたり最大350万円(条件次第で450万円まで)借り入れが可能。
高等教育関連の費用が対象で、固定金利(2025年時点:約2.85%)で返済の計画が立てやすい点が魅力です