学校が楽しくないのはなぜ?その理由と学校が楽しくなる方法5つを徹底解説!

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目次

  • 学校が楽しくない…
  • 学校に楽しく通いたい!

こんな悩みや思いをお持ちの方はたくさんいることでしょう。つまらない学校はどうしたら楽しくなるのでしょうか?

今回は、学校が楽しくない理由と、学校が楽しくなる方法を5つ紹介します。

この記事を読み終えたころには、学校が楽しめるようになっているはずです。

ぜひ最後までご覧ください。

学校が楽しくないのはおかしいこと?

文部科学省の調査によると、中学生の約4%が不登校です。

つまりおおよそ中学生の25人に1人が不登校ということになります。

多くの不登校の生徒が学校生活と合わず、学校が楽しくないと感じています。学校が楽しくないと感じつつも学校に行っている生徒もいることを考えると、たくさんの生徒が学校をつまらないと考えています。

(*出典1)文部科学省|令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

(*出典2)不登校児童生徒の実態把握に関する調査企画分析会議|不登校児童生徒の実態把握に関する 調査報告書

学校が楽しくないと思うのは決しておかしいことではありません。

無理に楽しもうとするとかえって逆効果です。

どうしても学校が楽しくなく、学校に行きたくない場合は「フリースクール」に通うのも一つの手です。

フリースクールについてはこちらの記事で解説しています。気になる方はぜひご覧ください。

フリースクールとは?基本情報から学費・進学可否まで幅広く解説

学校が楽しくない7つの理由

学校が楽しくない理由がわからないままだと、学校を楽しい場所だと思うことは難しいです。以下で紹介する理由を参考に一度考えてみましょう。

気の合う友達がいない

学校は勉強をする場所ではありますが、同時に友達と一緒に過ごせる場所でもあります。

学校にいる時間は他人と過ごす時間が多くなるので、その中で気の合う友達がいないと孤独感や寂しさを感じ、楽しさを感じられないかもしれません。

周囲の人は楽しそうなのに、自分だけは楽しめていないと思うことで、学校に行く気力が失せていく可能性もあります。

クラスや部活動のトラブル

集団生活の中では、人間関係にまつわるトラブルが起きることがあります。

クラスや部活動にはたくさんの人がいるため、性格や意見が合わないことがあることは当然です。時にはトラブルが発生してしまいます。

困ったときは保護者やスクールカウンセラーに相談してみましょう。

勉強がつまらない

中学では、学校で過ごす時間の大半が勉強する時間になります。

そのため「勉強ばかりに追われている」と感じつまらないという人もいます。

将来の目標が明確で、勉強に邁進出来る場合は充実感を得られるかもしれません。

しかし、そうでない人にとっては勉強をつらく感じることもあるでしょう。

勉強と自分の好きなことのバランスをうまく調節することが充実した生活を送るポイントになります。

授業のレベル・ペースが自分に合わない

勉強がつまらないだけでなく、授業のレベルやペースが合わないと、学校がつまらなく感じることがあるようです。

課題やテスト勉強で思うように結果が出ないことで辛さを感じる人もいるでしょう。

学校の授業は、先生一人に対して約40人ほどの大人数で授業が進められます。

そのため、レベルやペースが自分に合わないことが多々あります。

あまりにも合わない場合は苦手な科目ができてしまいますし、逆に簡単すぎることで退屈でつまらないと感じる人もいるようです。

学校生活がイメージと違う

誰しもが学校生活に対して理想があると思います。

ですが、実際はイメージしていた学校生活と異なることが多いです。

具体的な例としては、以下のようなものがあります。

  • クラスの雰囲気が合わない
  • 勉強ばかりで楽しくない

理想と現実がかけ離れていると、それがストレスとなる可能性もあります。

苦手な先生がいる

苦手な先生がいることも学校が楽しくないと思う理由の一つです。

苦手な先生がいると、その授業も嫌になりますし、さらにはそれが原因で学校に行きたくなることもあるでしょう。

学校生活に疲れている

学校生活の「疲れ」は、部活動や登下校といった肉体的な疲れだけではありません。

クラスや部活動、委員会などに属していることによる精神的な疲れもあります。

肉体的な疲れには気づきやすいですが、精神的な疲れは周囲の人だけでなく、自分でも気づきにくいことがあります。

自分で気づかなくても、周囲から心配されることがあれば、一度ゆっくり休む時間をとってもいいかもしれません。

学校が楽しくなる5つの方法

ここからは学校が楽しくなる方法について解説していきます。

学校が楽しくなれば自ずと学校に行けるようになります。参考にしてみてください。

つまらない理由を書き出してみる

まずは学校が楽しくないと感じる理由を書き出してみましょう。

ストレスが漠然としていて、はっきりした理由に気づけていないこともよくあることです。

いざ書き出してみると「こんなことか」と思うかもしれません。

理由を書き出してみると、対策を練りやすくなります。

対策を考えるためにも、一度客観的に理由を洗い出してみましょう。

授業以外の活動に打ち込む

部活動や学校外の活動に打ち込むのも学校を楽しむための一つの手です。

部活動に入ることで、自分の能力やスキルを磨けるだけでなく、集団の中で生きていく術を知ることができます。さらに自分と同じ趣味を持つ人と出会えることもメリットです。きっと話の合う友人ができるでしょう。

部活動では共通の目標に向かって練習するので、毎日を有意義に過ごせます。

仲間を見つける

仲間の存在は楽しい学校生活には必要不可欠です。

まずは共通の趣味を持っている人をクラス内で探してみましょう。同じ趣味を持っている人と話すと、共通の話題で話せるため、気楽に話せます。

クラスに共通の趣味を持っている人がいなければ、部活動や委員会などの他のグループで探してみましょう。

焦ることなくゆっくり自分のぺースで気の合う仲間を見つけてください。

目標を決める

目標を決めると、学校生活を楽しめるかもしれません。

将来の夢であったり、希望する進学先を目標として定めてみましょう。

目標に向かって勉強したり、活動することで日々の生活を充実させられます。

目標は大きなものでなくて構いません。小さな目標を毎日立てて充実感を得るのもよいでしょう。

行事に積極的に参加する

学校には生徒が楽しめるようさまざまな行事が用意されており、行事のほとんどがクラス単位で参加します。

そのため、学校行事に参加すれば自ずと同じクラスの生徒と交流する機会が増え、交友関係が広がる可能性があります。

同じクラスの生徒と交流することを面倒に感じるかもしれませんが、交流をきっかけに気の合う友人ができ、自分に自信がもてるようになります。

ぜひ積極的に行事に参加してみてください。

まとめ

今回は「学校が楽しくなる方法」について解説しました。

学校が楽しくないと感じる理由は人それぞれですが、まずは学校が楽しくない理由を書き出すなどして、はっきりさせることが重要です。理由をはっきりさせれば、対策を練られます。

学校が楽しくなる方法として以下の5つを紹介しました。

①理由を書き出してみる
②授業以外の活動に打ち込む
③仲間を見つける
④目標を決める
⑤行事に積極的に参加する

悩みが大きくなってきた場合には、一度学校を休んだり、スクールカウンセラーに相談するのも一つの手です。一人で抱え込まないようにしてくださいね。

【出典一覧】

*1 文部科学省|令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について
参考箇所:学校が楽しくないのはおかしいこと?

*2 不登校児童生徒の実態把握に関する調査企画分析会議|不登校児童生徒の実態把握に関する 調査報告書
参考箇所:学校が楽しくないのはおかしいこと?

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